GP東京反省
2016年5月9日 Magic: The Gathering<前日>
この日は仕事後空港へ。鹿児島羽田間の飛行機が色々と遅れた結果、羽田について身動きが取れるようになったのが10:30すぎ。そこから全力疾走してギリギリ有明のホテルに滑り込めたのが0:30。先に現地入りしてたmmkさんと合流するが遅いのですぐ解散。寝る前に明日の準備やサイドの検討を簡単にしてから就寝。この時点で3時過ぎている。
<本戦1日目>
直前までずっとランプの練習をしてきたが、プロツアー後に本格的に台頭しだした緑黒ハスクや各種コントロールデッキにより精神背信・無限の抹消の採用率が急激に上昇。このことよりランプが非常に苦しくなり限界を感じる。
今度最後まで調整してたランプ二種類のレシピを載せる予定。
で、最終的に選択したデッキはエスパードラゴン
ほとんど直近のSCGの優勝デッキそのまま。カリタスを増量し、サイドに享楽者の宝物庫を入れた感じ。
対同系色コントロールと季節コンのような墓地依存型の試合を制するために1枚取りました。
このカードの気付いたのは本当に直前になってから、いつも糞レアを押しつけプレゼントしてくれるkjsくんから貰った享楽者の宝物庫が有明のホテルに持っていったストレージの中に紛れ込んでいたというのがきっかけ。見かけた瞬間天啓のように思いましたね。すげぇ環境にあってるじゃねえかこれ!
まさか彼がくれたこの1枚のカードがずっと悩んでいた不毛なコントロール対決に強打となるとは思いもしませんでした。
今の環境、ほぼ確実に黒系コントロールデッキは無限の抹消を取っています。エスパードラゴンにとって勝ち筋を増やすのは大事で、ソリンとジェイスがその役目を担っていましたがより対処の難しいエンチャントであるこれは最高に近い回答です。まぁ出来るだけ前半では引きたくないので1枚だけでいいところも素敵。
で、肝心の結果ですが
1bye
2R エスパーコン ○×○
1G PW並べられたけどナーセットが9まで溜まったところをシルムガルで奥義して相手投了
2G 抹消でオジュタイ抜かれ、ソリンとナーセットにいじめられる
3G 先手ハンデス2連打で精神背信・抹消を抜いてオジュタイ出して蓋して勝利
抹消打たれ、ライブラリーの中の享楽者の宝物庫を見られ「これは通したらヤバすぎる・・・」と予想通りの反応が返ってきて面白かった
3R 青赤エルドラージ ○○
1G 予見者を精神背信し、オジュタイビート
2G シルムガルで現実を砕くものをパクり、火力とチャンドラの合わせ技でシルムガルを退場させらたのでもう1枚のシルムガルでチャンドラをパクって勝利
4R GWトークン ○××
1G 相手のトークン強化プランをしのぎつつ、可能性の高いアヴァシン奇襲を避けるためケアしながら動くと相手から動いてきたので、ドロモカの命令を使わせるためにシルムガルとアヴァシンを格闘させるように調整し、最後に残ったオジュタイを何とか守り通す
2G ミスプ。悪性の疫病があるのに自分のカリタストークンを前提にしたチャンプブロック策をとろうとしてブロッカーが一体足りなくなり、それが遠因で負ける
3G 相手のギデオンが強い。闇の請願魔巧達成までは行けるがマナが5マナで止まってしまい、あと1マナあれば辛うじて苦渋の決断が打てるのに・・・っても思いながら死んだ
5R GRランプ ××
1G 完全ぶん回り。こっち初手がカリタスと忌呪の発動、土地5。いくらなんでもぬるキープ過ぎた
2G 土地3で止まる。手札はジェイスキープなのに青マナが出る土地がない・・・最後まで土地引けず終了
ほぼロシア語で統一しているこだわりデッキだった。
6R ナヤPW ××
1G カリタスで凌ぎ続けるも森の代言者+鋭い突端のコンボが強烈すぎて死亡。このとき鋭い突端が4/3二段攻撃になっていることを知らずにカリタスをブロッカーに回してしまうという壮大なミスプレイをしてしまう。私ってホントバカ
2G サイドミス。PWコンだからと思い衰滅を抜くと、相手の場に突如X=6で荒野の確保を打たれ、ニッサのカウンターで強化されて一気にライフを奪われてしまう。1G目に森の代言者と各種PWぐらいしか見てなかったので油断していた。悪性の疫病なんて入れているわけもなく、そのまま死んでしまう
7R GWトークン ××
1G 土地3枚で止まって何もせず終了
2G 土地2枚で止まってハンデスして、最後にタップインランド引いて終了
これは・・・ひどい。対戦相手はBMの石田さんだったのですが、完全にマグロすぎて相手もビックリして笑うしかなかったです。彼の使っていたプレイマット(今回のレベッカの天使のやつ)が凄くよかったので、そのあとBMのブースのガラガラでゲットしました。これが今回の大会の一番うれしかった出来事
ここで怒涛の4連敗で目無し
8R 緑青タッチ赤ランプ ○×○
1G 相手2マリガン。土地が止まり早々と投了。デッキ正体掴めず仕舞いだったが、ウルヴェンワルド横断と荒れ地、相手が早々に投了した点などの判断材料からランプと予想しサイドをそれに合わせる
2G やはりランプだった。ハンデスでウルヴェンワルドのハイドラやウラモグが見えたので、マナ加速を弾きつつ抹消でハイドラを抜く。するとフィニッシャーが分散されているだけでなく、水の帳の分離が入ったタイプであることが判明。ジェイスで抹消FBからウラモグは抜いてほぼ負けパターンを封じたものの、キオーラ・変身ニッサ・綺麗なサルカンというPW3体そろい踏みからの水の帳の分離s超過で完全にジリ貧して負けてしまう
3G 相手のデッキは奇妙な森をマナ加速に据えたデッキであり、色マナをそこに依存していることがわかっていたためそこを確実にカウンターし、落ち着いたところでオジュタイで乙
9R ジェスカイコントロール ××
1G ハンデス打つとまさかのメイン引き裂く流弾が見えて恐慌。チャンドラは抜くものの、ジェイス合戦はあちらが癇しゃくマッドネスやナヒリなどのサポートもあり、こちらは変身どころか起動する間もなく墓地に送られる。ダメ押しのオジュタイの命令がさらにオジュタイを否定する。
2G ハンデスするとナヒリ2否認2という悪夢の手札。何とか2枚のナヒリを捌ききるが、オジュタイ出した返しにチャンドラ。正直勝負にならない
試合後相手に流弾メインの事を聞いたら4枚入れているとのこと。メタ上腐りにくいからだそうだが、だとしてもこれは本当どうしようもないよ・・・
全体的に事故が多く、何よりもミスプレイも多かったため4-5という不甲斐なし成績になってしまいました。疲れも正直ありましたが、だとしてもこの成績はあんまりです。2日目に残るのが目標だっただけに勝ち越すこともできなかったことに凄く落ち込みました。
そんな中のそのくんが二日目に残り、マネーフィニッシュしたことは嬉しい出来事でした。mmkさんもバブルではじけてしまいましたが、オリジナルデッキであそこまで行けるだけでも十分凄いです。
今回のGPの結果は正直凄く悔しかったです。
mtgに距離置こうとも思いましたが、のそのくんの賞金獲得の一件や優勝者のオリジナルデッキのことなどあり、何か新しい刺激を受けたのも事実です。
個人的にマジックに対する向き合い方を一度考えなおすいい機会になりました。
この日は仕事後空港へ。鹿児島羽田間の飛行機が色々と遅れた結果、羽田について身動きが取れるようになったのが10:30すぎ。そこから全力疾走してギリギリ有明のホテルに滑り込めたのが0:30。先に現地入りしてたmmkさんと合流するが遅いのですぐ解散。寝る前に明日の準備やサイドの検討を簡単にしてから就寝。この時点で3時過ぎている。
<本戦1日目>
直前までずっとランプの練習をしてきたが、プロツアー後に本格的に台頭しだした緑黒ハスクや各種コントロールデッキにより精神背信・無限の抹消の採用率が急激に上昇。このことよりランプが非常に苦しくなり限界を感じる。
今度最後まで調整してたランプ二種類のレシピを載せる予定。
で、最終的に選択したデッキはエスパードラゴン
ほとんど直近のSCGの優勝デッキそのまま。カリタスを増量し、サイドに享楽者の宝物庫を入れた感じ。
Hedonist’s Trove / 享楽者の宝物庫 (5)(黒)(黒)
エンチャント
享楽者の宝物庫が戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーの墓地にあるすべてのカードを追放する。
あなたは享楽者の宝物庫により追放された土地カードをプレイしてもよい。
あなたは享楽者の宝物庫により追放された土地でないカードを唱えてもよい。あなたは毎ターン、この方法では1つしか呪文を唱えられない。
対同系色コントロールと季節コンのような墓地依存型の試合を制するために1枚取りました。
このカードの気付いたのは本当に直前になってから、いつも
まさか彼がくれたこの1枚のカードがずっと悩んでいた不毛なコントロール対決に強打となるとは思いもしませんでした。
今の環境、ほぼ確実に黒系コントロールデッキは無限の抹消を取っています。エスパードラゴンにとって勝ち筋を増やすのは大事で、ソリンとジェイスがその役目を担っていましたがより対処の難しいエンチャントであるこれは最高に近い回答です。まぁ出来るだけ前半では引きたくないので1枚だけでいいところも素敵。
で、肝心の結果ですが
1bye
2R エスパーコン ○×○
1G PW並べられたけどナーセットが9まで溜まったところをシルムガルで奥義して相手投了
2G 抹消でオジュタイ抜かれ、ソリンとナーセットにいじめられる
3G 先手ハンデス2連打で精神背信・抹消を抜いてオジュタイ出して蓋して勝利
抹消打たれ、ライブラリーの中の享楽者の宝物庫を見られ「これは通したらヤバすぎる・・・」と予想通りの反応が返ってきて面白かった
3R 青赤エルドラージ ○○
1G 予見者を精神背信し、オジュタイビート
2G シルムガルで現実を砕くものをパクり、火力とチャンドラの合わせ技でシルムガルを退場させらたのでもう1枚のシルムガルでチャンドラをパクって勝利
4R GWトークン ○××
1G 相手のトークン強化プランをしのぎつつ、可能性の高いアヴァシン奇襲を避けるためケアしながら動くと相手から動いてきたので、ドロモカの命令を使わせるためにシルムガルとアヴァシンを格闘させるように調整し、最後に残ったオジュタイを何とか守り通す
2G ミスプ。悪性の疫病があるのに自分のカリタストークンを前提にしたチャンプブロック策をとろうとしてブロッカーが一体足りなくなり、それが遠因で負ける
3G 相手のギデオンが強い。闇の請願魔巧達成までは行けるがマナが5マナで止まってしまい、あと1マナあれば辛うじて苦渋の決断が打てるのに・・・っても思いながら死んだ
5R GRランプ ××
1G 完全ぶん回り。こっち初手がカリタスと忌呪の発動、土地5。いくらなんでもぬるキープ過ぎた
2G 土地3で止まる。手札はジェイスキープなのに青マナが出る土地がない・・・最後まで土地引けず終了
ほぼロシア語で統一しているこだわりデッキだった。
6R ナヤPW ××
1G カリタスで凌ぎ続けるも森の代言者+鋭い突端のコンボが強烈すぎて死亡。このとき鋭い突端が4/3二段攻撃になっていることを知らずにカリタスをブロッカーに回してしまうという壮大なミスプレイをしてしまう。私ってホントバカ
2G サイドミス。PWコンだからと思い衰滅を抜くと、相手の場に突如X=6で荒野の確保を打たれ、ニッサのカウンターで強化されて一気にライフを奪われてしまう。1G目に森の代言者と各種PWぐらいしか見てなかったので油断していた。悪性の疫病なんて入れているわけもなく、そのまま死んでしまう
7R GWトークン ××
1G 土地3枚で止まって何もせず終了
2G 土地2枚で止まってハンデスして、最後にタップインランド引いて終了
これは・・・ひどい。対戦相手はBMの石田さんだったのですが、完全にマグロすぎて相手もビックリして笑うしかなかったです。彼の使っていたプレイマット(今回のレベッカの天使のやつ)が凄くよかったので、そのあとBMのブースのガラガラでゲットしました。これが今回の大会の一番うれしかった出来事
ここで怒涛の4連敗で目無し
8R 緑青タッチ赤ランプ ○×○
1G 相手2マリガン。土地が止まり早々と投了。デッキ正体掴めず仕舞いだったが、ウルヴェンワルド横断と荒れ地、相手が早々に投了した点などの判断材料からランプと予想しサイドをそれに合わせる
2G やはりランプだった。ハンデスでウルヴェンワルドのハイドラやウラモグが見えたので、マナ加速を弾きつつ抹消でハイドラを抜く。するとフィニッシャーが分散されているだけでなく、水の帳の分離が入ったタイプであることが判明。ジェイスで抹消FBからウラモグは抜いてほぼ負けパターンを封じたものの、キオーラ・変身ニッサ・綺麗なサルカンというPW3体そろい踏みからの水の帳の分離s超過で完全にジリ貧して負けてしまう
3G 相手のデッキは奇妙な森をマナ加速に据えたデッキであり、色マナをそこに依存していることがわかっていたためそこを確実にカウンターし、落ち着いたところでオジュタイで乙
9R ジェスカイコントロール ××
1G ハンデス打つとまさかのメイン引き裂く流弾が見えて恐慌。チャンドラは抜くものの、ジェイス合戦はあちらが癇しゃくマッドネスやナヒリなどのサポートもあり、こちらは変身どころか起動する間もなく墓地に送られる。ダメ押しのオジュタイの命令がさらにオジュタイを否定する。
2G ハンデスするとナヒリ2否認2という悪夢の手札。何とか2枚のナヒリを捌ききるが、オジュタイ出した返しにチャンドラ。正直勝負にならない
試合後相手に流弾メインの事を聞いたら4枚入れているとのこと。メタ上腐りにくいからだそうだが、だとしてもこれは本当どうしようもないよ・・・
全体的に事故が多く、何よりもミスプレイも多かったため4-5という不甲斐なし成績になってしまいました。疲れも正直ありましたが、だとしてもこの成績はあんまりです。2日目に残るのが目標だっただけに勝ち越すこともできなかったことに凄く落ち込みました。
そんな中のそのくんが二日目に残り、マネーフィニッシュしたことは嬉しい出来事でした。mmkさんもバブルではじけてしまいましたが、オリジナルデッキであそこまで行けるだけでも十分凄いです。
今回のGPの結果は正直凄く悔しかったです。
mtgに距離置こうとも思いましたが、のそのくんの賞金獲得の一件や優勝者のオリジナルデッキのことなどあり、何か新しい刺激を受けたのも事実です。
個人的にマジックに対する向き合い方を一度考えなおすいい機会になりました。
鹿児島CGFモダン、土日モダン
2016年5月2日 Magic: The Gathering コメント (1)<鹿児島CGFモダン>
リビングエンドで優勝。
特に語ることなく、相性が良かっただけだと思う。プレイミスあったし
<土曜彩々ゲームデー>
通販で大天使アヴァシンが間に合ったので1枚だけ入れたバントカンパニー。
空いてる枠にオジュタイの命令を足す。
4回戦
白青ミッドレンジ○ ナヤPW○ 緑黒ミッドレンジ○
スイス1位
白単人間× のSE1没
白単人間の展開力に負けたけど、それ以前にミスプというか疲れてたというか、まぁ色々あってひどいミスしたところがあって負けたんでなんとも・・・
まぁ初めてまわしたわりには良かったと思う
<土曜トレカゲームデー>
緑赤エルドラージランプ
4回戦
1bye 赤黒吸血鬼× エスパーコン○ 青黒ゾンビ○
3-1だけど下当たり2回でbyeというオポの低そうな条件が重なりすぎて5位
吸血鬼は1マナの全体にカウンター載せる能力の奴でチャンドラの射程圏外に逃げられたのがつらい。翼切りで1回だけ劇的勝利をしたぐらいで、基本的には不利な相手。さすがにGPでは少ないだろうが・・・
<日曜トレカゲームデー>
アヴァシンをトレードで1枚手に入れたので、2枚体制になって昨日の反省を踏まえたバントカンパニーで
4回戦
ナヤPW○ 黒緑白ミッドレンジ○ 黒緑白無限コンボ○ 黒白ミッドレンジ○
1位通過でSE1にて2戦目の相手に×で1没
・ナヤPW
チャンドラの誓い→アーリン!アーリン!アーリン!デンブロでアーリン!ギデオン!
とかされてたら残りライフ6まで減らされてた
・黒緑白無限コンボ
変位エルドラージ+血統の観察者。変位エルドラージから彼方からで大体デッキの正体は掴めたが、倒すためにはさらにズーラポートがいるのね。お膳立てが大変なデッキだが、各パーツが弱すぎないのでそこは利点かな。実際彼方からのチャンプブロックで凌がれて1戦落としたので
サイドから悲劇的な傲慢が刺さったのでよかった
・黒白ミッドレンジ(AKSKボーイ)
ひどい
とても全勝同士とは思えないお互い酷い試合だった
1.
激おこアヴァシンで殴りに行く俺
相手はアヴァシンコントロールしているが、スルー
なお俺のライフは残り2
ひっくり返ったら警戒がないことを忘れていた・・・もちろん上空はがら空きです
2.
相手のライフは3
相手アヴァシン・リンヴァーラ・リンヴァーラお供、俺の場はアヴァシン他地上戦力多数
相手アヴァシン・リンヴァーラお供のみ攻撃してくる
3/3のお供で殴るメリットがないだけに何か考えがあるのだと思われるが思いつかない
アヴァシン同士相打ちすると残った2体の航空戦力がきつい
とりあえず考えた末両方ともスルー
その後、相手は自分のお供に除去を打つ
次の俺のターン、当然相手のアヴァシンはひっくり返る
俺の生物がアヴァシン以外一掃される
うん、俺のアヴァシンが次にひっくり返ったら・・・
3.
乱脈込み4マナアンタップの相手に徴募見で殴りに行かせる俺
とはいえ相手地主で何とか勝てた
まだ使って二日目、アヴァシンのじゃじゃ馬っぷりが大変です……
乗りこなしたら超強いんだろうな
例えばSEで負けた黒緑白ミッドレンジのデッキは誘発させるため(+昂揚達成)にX=0の搭載歩行機械使ってたしなぁ
まぁ使い方次第だとは思いますが、トリッキーなので練習すると面白そうです
バントカンパニーでGP出る気はないですが、色々動きがわかって練習になったのでよかったです
ゲームデーの結果やらのそのくんたちと少し検討してGPでのデッキも一応決まりました
後はサイドやらの調整をしつつ、本戦に臨みたいと思います
目指せ2日目!
リビングエンドで優勝。
特に語ることなく、相性が良かっただけだと思う。プレイミスあったし
<土曜彩々ゲームデー>
通販で大天使アヴァシンが間に合ったので1枚だけ入れたバントカンパニー。
空いてる枠にオジュタイの命令を足す。
4回戦
白青ミッドレンジ○ ナヤPW○ 緑黒ミッドレンジ○
スイス1位
白単人間× のSE1没
白単人間の展開力に負けたけど、それ以前にミスプというか疲れてたというか、まぁ色々あってひどいミスしたところがあって負けたんでなんとも・・・
まぁ初めてまわしたわりには良かったと思う
<土曜トレカゲームデー>
緑赤エルドラージランプ
4回戦
1bye 赤黒吸血鬼× エスパーコン○ 青黒ゾンビ○
3-1だけど下当たり2回でbyeというオポの低そうな条件が重なりすぎて5位
吸血鬼は1マナの全体にカウンター載せる能力の奴でチャンドラの射程圏外に逃げられたのがつらい。翼切りで1回だけ劇的勝利をしたぐらいで、基本的には不利な相手。さすがにGPでは少ないだろうが・・・
<日曜トレカゲームデー>
アヴァシンをトレードで1枚手に入れたので、2枚体制になって昨日の反省を踏まえたバントカンパニーで
4回戦
ナヤPW○ 黒緑白ミッドレンジ○ 黒緑白無限コンボ○ 黒白ミッドレンジ○
1位通過でSE1にて2戦目の相手に×で1没
・ナヤPW
チャンドラの誓い→アーリン!アーリン!アーリン!デンブロでアーリン!ギデオン!
とかされてたら残りライフ6まで減らされてた
・黒緑白無限コンボ
変位エルドラージ+血統の観察者。変位エルドラージから彼方からで大体デッキの正体は掴めたが、倒すためにはさらにズーラポートがいるのね。お膳立てが大変なデッキだが、各パーツが弱すぎないのでそこは利点かな。実際彼方からのチャンプブロックで凌がれて1戦落としたので
サイドから悲劇的な傲慢が刺さったのでよかった
・黒白ミッドレンジ(AKSKボーイ)
ひどい
とても全勝同士とは思えないお互い酷い試合だった
1.
激おこアヴァシンで殴りに行く俺
相手はアヴァシンコントロールしているが、スルー
なお俺のライフは残り2
ひっくり返ったら警戒がないことを忘れていた・・・もちろん上空はがら空きです
2.
相手のライフは3
相手アヴァシン・リンヴァーラ・リンヴァーラお供、俺の場はアヴァシン他地上戦力多数
相手アヴァシン・リンヴァーラお供のみ攻撃してくる
3/3のお供で殴るメリットがないだけに何か考えがあるのだと思われるが思いつかない
アヴァシン同士相打ちすると残った2体の航空戦力がきつい
とりあえず考えた末両方ともスルー
その後、相手は自分のお供に除去を打つ
次の俺のターン、当然相手のアヴァシンはひっくり返る
俺の生物がアヴァシン以外一掃される
うん、俺のアヴァシンが次にひっくり返ったら・・・
3.
乱脈込み4マナアンタップの相手に徴募見で殴りに行かせる俺
とはいえ相手地主で何とか勝てた
まだ使って二日目、アヴァシンのじゃじゃ馬っぷりが大変です……
乗りこなしたら超強いんだろうな
例えばSEで負けた黒緑白ミッドレンジのデッキは誘発させるため(+昂揚達成)にX=0の搭載歩行機械使ってたしなぁ
まぁ使い方次第だとは思いますが、トリッキーなので練習すると面白そうです
バントカンパニーでGP出る気はないですが、色々動きがわかって練習になったのでよかったです
ゲームデーの結果やらのそのくんたちと少し検討してGPでのデッキも一応決まりました
後はサイドやらの調整をしつつ、本戦に臨みたいと思います
目指せ2日目!
RGランプ迷走奇譚
2016年4月22日 Magic: The Gathering コメント (2)リターン2、代言者4のオーソドックスなタイプ → 白単にわからされる
デンブロパッケージをぶちこむ → 追放除去多すぎワロタ
SCG優勝デッキをパクる → めっちゃ右手デッキすぎて俺には無理だった
使っていて思ったが、ウルフェンワルド横断がマナスクリューを予防するので強い気がする
ランプでスクリューってあれだけど、3ターン目まで確実にマナが出る保証はないわけ
で、1ターン目とか特にやることないのでこれで土地に変える
終盤は当然ウラモグサーチくん
って流れがまぁまぁ無駄がなくて好き
とまぁ、RGランプにさすがに限界を感じる今日この頃です
チャンドラが信頼性低い
って言ったら顰蹙買いそうだけど、遅いんですよねこれ・・・
めっちゃライフ削られた後一掃した後でカンパニーでシュッポーンされるってひどい ひどくない?
ってわけでリターン4は割と仕方ない気がしちゃうのでした
生き延びるために!
でも、青緑系にするほうがいいのかな・・・と迷ってる間にゲームデーが来週、GPは再来週と迫ってるので今週のプロツアー次第で方針決める予定(投げた)
熱病の幻視は次世代のケラノスか?
2016年4月18日 Magic: The Gathering
Fevered Visions / 熱病の幻視 (1)(青)(赤)
エンチャント
各プレイヤーの終了ステップの開始時に、そのプレイヤーはカードを1枚引く。そのプレイヤーがあなたの対戦相手であり、そのプレイヤーの手札にカードが4枚以上あるなら、熱病の幻視はそのプレイヤーに2点のダメージを与える。
昨日、ばぶるすCS行けなかった悲しみを背負ったメンバーを中心にした練習試合をのその亭でしていたのですが、ある方(KMYMさん)が採用していたこのカードをみて、ぼんやりとそんな風に思ったわけです。
さて、実は既にこのカードはサイドボードに採用されているレシピが数個存在します。
色の問題上、そのカラーはイゼット系であり、そうなると一週間前に話題になった Todd Anderson の青赤コントロールがまず頭に浮かぶと思います。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=100696
このデッキのサイドボードには4枚積まれています。
果たしてどんなデッキに入れるのでしょうか?
それを考えるうえで、熱病の幻視の本質を見抜く必要があります。
1.互いにカードアドバンテージを平等に与える
自分のほうが先に1枚引ける、という考え方もありますが、実際にはこのカードを1枚場に置いているので得しているかは怪しいです。ということは互いにカードを引き増すためのものです。
2.終了ステップに対戦相手のカードが4枚以上のとき2点のダメージを与える
このカードの本質ともいえる部分ですが、実をいうとこれだけが強さの秘訣ではありません。
3.このカードは重複する
この点が大事なのです。
カードを引く効果も、ダメージを与える効果も張った分だけ倍増するにもかかわらず、張った分だけ引く枚数が増えるので4枚以上に到達しやすくなり、誘発する可能性は極めて濃厚になるのです
さらにこのカードのきわめて憎たらしい性質がもう一つあります。
4.終了ステップにカードを引かせる
一見欠点にも思える能力です。
引き増したインスタントや瞬速以外のカードの展開が次回以降に持ち越しになるからです。
だけど、これは相手目線からは全く別のものになります。
終了ステップに引き増すので、ダメージを回避するためにカードを消費するタイミングを損ねているのです。
以上の特性から、熱病の幻視は見た目以上にダメージを誘発させやすいカードであることがわかります。
では、どのような相手にサイドインすべきなのでしょうか?
実をいうと、このカードは採用するデッキの特性によって狙いが変わります
Todd Andersonのデッキはマッドネスやら氷の中の存在やらゴーグルやらで一見見慣れないド派手なカードに誤魔化され気味ですが、このデッキは根幹は赤い除去コンです
いつか本体にそれらをぶちこんで倒す試合もあるでしょうけど、基本的には除去して除去しまくってゴーグル・チャンドラ・ジェイスでアドを広げて勝利するようになっています
・・・と、書くと聞こえはいいのですが当然欠点もあり、生物多めのアグロデッキなどには強いけど、PWコントロールやランプのような重デッキには無駄牌が多めなのです
相手が黒いデッキだと細い勝ち手段をハンデスや苦渋の破棄などで処理されやすく、ウラモグでも出ようものなら死すべき定めでも入れてなければ背景ストーリーのような展開は演出できないのです
ただ、これらのデッキは共通して中盤以降の強さが目立つデッキであるために、序盤から軽い火力で動けるように構築されたTodd Andersonのデッキだと分が悪いという点もあります
そのため、これらの重たいデッキの得意とする時間帯で挑む方法として熱病の幻視にフォーカスが当てられます
白黒系の除去コン ・・・・・・ 除去が多いため、Todd Andersonのような生物をあまり展開しないデッキには自然と手札にカードが溜まりやすい
ランプ系 ・・・・・・ 手札をダンプさせるデッキではあるが、重たいカードが多いため一度に展開できる数は限られている。
このような理由で相手は徐々に手札を消費しきれずダメージを受け続けます
とはいえ、勝つには正直なところ、もうひと押しが必要ですが、そこは直接火力のある赤青系コントロールなら造作のないことでしょう
引き増した手札から脅威を展開されるリスクも当然増すことから、リスクを軽減するための打ち消し呪文は嗜みで必要かもしれません
Todd Andersonのデッキには否認がサイドに取られているので、上記のデッキには普通にサイドインするカードでもありますし、そこは問題ないと思われます
閑話休題
ケラノスか? という自分の問いですがTodd Andersonの青赤コントロールの場合は多分ケラノスのようなものです
エンチャントで触れにくく、対コントロール向けという意味では似ています
ケラノスではない使い道もあります。続いてはこちら
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/2730
昨日行われた晴れる屋のPPTQ異界月のベスト8ですが、その中の山田 拓也さんの青赤ドラゴンは自分が考えていたデッキに凄く似ています
熱病の幻視の使い方のもう一つの点が「軽」くて「継続的」なダメージ源として期待できることです。すなわちクロックパーミッションでの硫黄の渦もどきとしての運用です
山田さんのデッキは優秀な航空戦力からクロックを刻み続けるデッキです
軽量生物を龍詞の咆哮とシルムガルの嘲笑というハマればスタン随一のカードパワーを持つ2枚看板でアシストしていますが、例に漏れずこの手のデッキは線が細いです
モダンやレガシーならともかく現在のスタンはこの手のデッキの根幹を支える軽量優良スペルに恵まれておらず、致死量のクロックを刻み切るにはある程度時間を必要としますので、その間にチャンドラや衰滅が飛んでくるとさすがに息切れの恐れがあります
その息切れを予防し、かつ攻めの軸を変える方法として熱病の幻視が採用されていると考えられます
この発想はやはり凄いなぁと思いました
<欠点もある>
最後に手放しで褒めたこのカードの弱点を挙げます
ずばり
サイドボードに4枚積むことです
重複すると効果が強くなりますから、ここは頑張って4枚積みしたくなります
貴重なサイドボードを特定の苦手デッキ対策のためにきちんと4枚積める余裕があるかは少し考える必要があります
ケラノスは破壊不能ですし、硫黄の渦は基本出てしまえばレガシーでは議会の採決ぐらいでしかめったに触れられないパーマネントであることもアシストしていますが、ここはスタンです。ブレインストームで探しに行くこともできません。ドロモカの命令・世界を壊すもの・ウラモグ・苦渋の破棄などの対策カードもメインから存在しています
やはり4枚積めることなら積みたくなってしまいますね・・・
また能動的にインスタントで手札を消費できる相手も危険で、赤いデッキが流行っている時期にはこのカードは逆風です
今は赤い火力もお葬式なのでスタンで使う分にはこの欠点は割と低リスクかなぁと思います
それと場に干渉しないカードなので、劣勢で引くと極めて弱いという点もありますが、こればかりは仕方ないでしょう
ただ何も干渉しないカードを4枚積むリスクもまた、それなりのものであることは覚悟する必要があると思います
長々と書きましたが、私は熱病の幻視は面白いカードだと思いましたので、100円レアのうちに4枚使うカードは買っておこうかと思ったってのを言いたかっただけです
実際に使うかは全くもって謎なのですが・・・下の環境とかで使わんと思うから別に値上がりはせんと思うんですけど、最近のスタンの値段の動向見てると恐怖しか感じないので、そんな強迫観念に襲われたってだけの話です
ばぶるすCS 0回戦敗退
2016年4月16日 Magic: The Gathering早朝出発予定でしたが地震の影響で再び高速道路が長距離間通行止め。
下道もどうなっているかわからないのもあり、今回は身の安全優先で鹿児島勢はほぼ全員遠征断念となりました。
悲しい・・・
追記
そういえば昨日からちょくちょくばぶるすCSの公式サイトやツイッターを確認しているのですが、この時点でも何も声明ないですね(4/16 AM9:30)
恐らく開催はすると思うのですが、その場合も何らかの声明を随時発信したほうがいいと思うので、是非開催側のご配慮に期待しております
私は鹿児島から今回の大会の無事開催を祈っております
この一回で終わってしまいませんように・・・
下道もどうなっているかわからないのもあり、今回は身の安全優先で鹿児島勢はほぼ全員遠征断念となりました。
悲しい・・・
追記
そういえば昨日からちょくちょくばぶるすCSの公式サイトやツイッターを確認しているのですが、この時点でも何も声明ないですね(4/16 AM9:30)
恐らく開催はすると思うのですが、その場合も何らかの声明を随時発信したほうがいいと思うので、是非開催側のご配慮に期待しております
私は鹿児島から今回の大会の無事開催を祈っております
この一回で終わってしまいませんように・・・
ばぶるすCS 0回戦敗退か
2016年4月15日 Magic: The Gathering熊本の地震の影響で高速道路は現在松橋植木間が運航停止。
また新幹線も動けない状態が続いている。
下道を使えば多分いけると思うが、当初の予定時刻だった早朝出発で大会に間に合うかは怪しい。
東九州道を使う手も一応あるが……。
今のところばぶるすCSは当初の予定通りの時間帯に実施しそうな雰囲気。
まだ0回戦敗退かはわかんないけど、ちょっと悩ましい。
また新幹線も動けない状態が続いている。
下道を使えば多分いけると思うが、当初の予定時刻だった早朝出発で大会に間に合うかは怪しい。
東九州道を使う手も一応あるが……。
今のところばぶるすCSは当初の予定通りの時間帯に実施しそうな雰囲気。
まだ0回戦敗退かはわかんないけど、ちょっと悩ましい。
イニストラードのデーモン
2016年4月13日 Magic: The Gathering コメント (2)グリセルブランド
「ライフを7点払えばカードをやるぞ」
「ない? じゃあ用意してくるから待ってろ(絆魂アタック)」
オーメンダール
「生贄を5体用意すれば顕現してやるぞ」
「いない? じゃあこっちで用意するから待ってろ(ポン) あと別に人間でなくても、飛行機械やエルドラージ・末裔みたいな謎の生命体でもいいからな・・・」
言われてみれば、確かにデーモンらしからぬサービス精神
「ライフを7点払えばカードをやるぞ」
「ない? じゃあ用意してくるから待ってろ(絆魂アタック)」
オーメンダール
「生贄を5体用意すれば顕現してやるぞ」
「いない? じゃあこっちで用意するから待ってろ(ポン) あと別に人間でなくても、飛行機械やエルドラージ・末裔みたいな謎の生命体でもいいからな・・・」
言われてみれば、確かにデーモンらしからぬサービス精神
新環境の除去から
2016年4月8日 Magic: The Gathering・石の宣告と苦渋の破棄
追放除去、いずれも軽い
ハンガーバックを環境から否定できる要素
前者のデメリットは軽く、後者は色指標とアグロ耐性が低い点が問題
・闇の掌握、衰滅
黒のダブルシンボルって点が問題
・コジレックの帰還、光輝の炎
タフ2を流すコジレックの帰還はランプデッキでの内定確定だろう
光輝の炎は以前のような収斂3が3ターン目に打てるかが未知数
序盤の脅威はケツ3が多く、永遠の見守りまであると4まで必要なケースも浮上する
後黒の-2/-2系が数種あるけど、いずれもダブルシンボルか4マナ
若干かゆいところに届かない
やはり光輝の炎の3点は偉大だ
・餌食
中隊系やアグロ系は横に並べるので困った存在だが、それでもデッキ内に数枚は居場所があるだろう
後半昂揚達成できればPWをインスタントでやれるので強い
・翼切り、垂直落下
今後のエース級は飛行持ちが多いと予想されるのでいずれも見かける機会はあるだろう
・炙り焼き
ミッドレンジ系で飛行が多くなると存在感が低くなる
下手するとヴァラクートの涙のほうがサイド優先されるメタゲームもあるだろう
・稲妻の斧
使うデッキは選ぶが使われないということはないと思う
・龍詞の咆哮、次元の歪曲、焦熱の衝動
環境軽量除去3銃士を連れてきたよ
ドラゴン系アグロデッキの専門家龍詞の咆哮「アーリンコードと狼トークン一緒にヤレます」
次期アグロデッキの筆頭エルドラージデッキの基本除去次元の歪曲「8/2トランプル速攻って人が死ぬよね」
たまに魔巧を忘れる焦熱の衝動「ジェイス殺す」
・究極の価格
もうサイもカマキリもアナフェンザもいないんだ!やったー!
エルドラージ「チラッ」
・破滅の道
まぁ仕方ないから1、2枚って感じか、苦渋の破棄に枠を奪われるのいずれかと思う
・絹包み、停滞の罠系
無難だがドロチャ・苦渋の破棄・その他エンチャント除去の価値がどこまで上がるかで立場は一転すると思われる
・完全無視、魂裂き
苦渋の策で使われる可能性がある
前者はデンブロパッケージ、後者はより速いデッキへの回答として
追放除去の白
色縛りは強いが全除去含めて魅力的な黒
軽量除去が豊富な赤
スイーパー系が弱くなっているので横並べ系が基本強い
チャンドラや衰滅が4までしか触れられない
限定除去が多い中、重たい単体ソーサリータイミング除去も一定数ある
若干追放除去が多くなってきているが、この環境の最大の特徴は「プレインズウォーカーへ干渉できる赤い火力がかなり少ない」という点で、この辺を意識したミッドレンジ系デッキが台頭するのではないかと考えています
そんなわけで黒白系のミッドレンジに個人的に期待しています
いつ出しても強いソリンを買おう!
でもすでに1700円以上するから、別に買い得かは怪しいけどな!
追放除去、いずれも軽い
ハンガーバックを環境から否定できる要素
前者のデメリットは軽く、後者は色指標とアグロ耐性が低い点が問題
・闇の掌握、衰滅
黒のダブルシンボルって点が問題
・コジレックの帰還、光輝の炎
タフ2を流すコジレックの帰還はランプデッキでの内定確定だろう
光輝の炎は以前のような収斂3が3ターン目に打てるかが未知数
序盤の脅威はケツ3が多く、永遠の見守りまであると4まで必要なケースも浮上する
後黒の-2/-2系が数種あるけど、いずれもダブルシンボルか4マナ
若干かゆいところに届かない
やはり光輝の炎の3点は偉大だ
・餌食
中隊系やアグロ系は横に並べるので困った存在だが、それでもデッキ内に数枚は居場所があるだろう
後半昂揚達成できればPWをインスタントでやれるので強い
・翼切り、垂直落下
今後のエース級は飛行持ちが多いと予想されるのでいずれも見かける機会はあるだろう
・炙り焼き
ミッドレンジ系で飛行が多くなると存在感が低くなる
下手するとヴァラクートの涙のほうがサイド優先されるメタゲームもあるだろう
・稲妻の斧
使うデッキは選ぶが使われないということはないと思う
・龍詞の咆哮、次元の歪曲、焦熱の衝動
環境軽量除去3銃士を連れてきたよ
ドラゴン系アグロデッキの専門家龍詞の咆哮「アーリンコードと狼トークン一緒にヤレます」
次期アグロデッキの筆頭エルドラージデッキの基本除去次元の歪曲「8/2トランプル速攻って人が死ぬよね」
たまに魔巧を忘れる焦熱の衝動「ジェイス殺す」
・究極の価格
もうサイもカマキリもアナフェンザもいないんだ!やったー!
エルドラージ「チラッ」
・破滅の道
まぁ仕方ないから1、2枚って感じか、苦渋の破棄に枠を奪われるのいずれかと思う
・絹包み、停滞の罠系
無難だがドロチャ・苦渋の破棄・その他エンチャント除去の価値がどこまで上がるかで立場は一転すると思われる
・完全無視、魂裂き
苦渋の策で使われる可能性がある
前者はデンブロパッケージ、後者はより速いデッキへの回答として
追放除去の白
色縛りは強いが全除去含めて魅力的な黒
軽量除去が豊富な赤
スイーパー系が弱くなっているので横並べ系が基本強い
チャンドラや衰滅が4までしか触れられない
限定除去が多い中、重たい単体ソーサリータイミング除去も一定数ある
若干追放除去が多くなってきているが、この環境の最大の特徴は「プレインズウォーカーへ干渉できる赤い火力がかなり少ない」という点で、この辺を意識したミッドレンジ系デッキが台頭するのではないかと考えています
そんなわけで黒白系のミッドレンジに個人的に期待しています
いつ出しても強いソリンを買おう!
でもすでに1700円以上するから、別に買い得かは怪しいけどな!
唐突だが、『糞レア』の定義とは何であろうか――?
このような凡夫な問いなど、20年以上も歴史を誇るMTGにおいて使い古された常套句のような代物だろう。
そこいらのコモンのストレージに混ざっててもおかしくないような、相場的なものであるとする人がいる。
あるいは下位互換が腐るほどいるバニラかそれ以下の激弱カードパワーだという人もいる。
さすれば、今だかつて使い道が思いつかないような挑戦的な効果のカードであると考える人もいるだろう。
お小遣いを叩き、350円のブースターを剥いた際に幸せそうな表情の高校生を一瞬にして曇らせて舌打ちさせるものも定義としては十分すぎるだろう。
ただ、それが個々の定義によって大分ムラはあるものの、ある程度の部分で重なり合うことがある。
すなわち「レアカード」であること。
レアカードという括りだけは間違いなく、それだけでこいつらは特別なのだ。
所詮コモン、所詮アンコモン、いいや!そんな言い訳は彼らには通じない!
レア
ブースター15枚のfoil除けば最高の希少価値。そこに君臨する、どうしようもないやつ。
そんなどうしようもないカードたちに魅せられた8人のバカが、自分の大好きな糞レア42枚を持ち寄って14+1枚の擬似ブースターパックを作り、ドラフトする。
――2回目となる今回。
経験則で15枚目の枠にラヴニカへの回帰のギルド門サイクルをランダムで足し、ドラフトデッキとしてのクオリティを高くするというジャッジの名判断がさえわたる。
ただ欠点を言うのであれば、糞レアよりピック順位が上に行きやすいのがこの二色ランドって点である。
今回はこの如何わしい変則トーナメントにおいて神が舞い降りた試合をカバレッジ風に紹介する。
KMYM VS ONYM
両氏はいずれも挑戦的なデッキを組んでくる鹿児島の誇る糞デッカーである。
KMYM氏の罪状としては『家眠杯で謎のバベルデッキを持ち込んでくる』
ONYM氏の罪状としては『ずべらデッキ』『同盟者ライブラリーアウト』
このあたりから二人の糞レアへの造詣の深さは、語るに及ばずである。
このプレインズウォーカーの灯が脳天にバチバチ灯ってそうなお二方は、ピックの時点から雲行きの怪しい行為をしていたことはある程度予見できていた事実であり、まぁ実際そうなっていた。
今回はこの巨匠同士の対決をカバレッジとしてお送りできることに、私としては非常に名誉であることを先に記しておく。
なお、動画もあるため、是非動画のほうもご覧頂きたい。
https://youtu.be/pkYi-V6ko4k
さて本戦に移ろう。
KMYM先手、マリガン占術からボトムに送ったKMYMは島を置く。返すONYMもギルド門をタップインで続けてセットする静かな立ち上がり。
双方セットランドゴーのまま、先に動いたのはONYM。秀でた隊長をプレイ。強い、普通だ。
若干の弁明を図るとするならば、糞レアとは個人の定義である以上、何が混ざっていても誰も文句は言えないのだ。たまに普通に強いカードが混ぜっていることもある。
さて、KMYMは曲がりくねりのロシーンをプレイ。
4マナ4/4 能力は特に読まなくてよさそうだが、マナレシオに沿っているだけで評価されるのはリミテッドの常だ
ところで動画見て気付いたけど、効果の確認を一度もしないONYMのファインプレイがここで輝く
デッカーはこの程度のカードは知っていて当然らしい
ONYMは百手巨人をプレイし、KMYMは窮地の主をプレイ。
最近までストレージを温めてくれていたナイスガイの登場に盤面は膠着
だって糞レアドラフトだもん。除去もコンバットトリックも滅多に飛び交いません。攻めたら負ける。わかりやすい試合です
だが、セオリーは破ってこそ。ONYMのプレイしたカードは厄介なキマイラだ。
これは動きにくくなったKMYM、まずは窮地の主で攻撃し、誘発型効果を解決させる
ちらりとカードを伏せながら効果を説明するKMYM
すると迷うことなくONYM「5以上で」
KMYM「・・・じゃあ見せません」
何とも言えないシュールなやりとりの後、第二メインフェイズからフルタップでKMYMが唱えたカードに周囲は騒然となる
ざわつくギャラリー
KMYMのデッキコンセプトが少しずつ紐解かれようとしている
どうやらビッグマナデッキのようであるが、ただのビッグマナではないらしい
厄介なキマイラではどうにもならないONYMは自分のドローステップにトップをめく
静寂宣言
ONYMは寂しく追放領域にそれを送る
……本来なら低速同士のデッキ対決、静寂宣言は強いカードではあるのだろうが、このファイレクシアの忌々しき機械の前には受動的なカードはもう意味を為さない
KMYMはトップから土地を置き、窮地の主で攻撃。飛行に触れられないONYMに対し、着実にクロックを刻む
再び伏せられたカードに宣言は5以上とするONYMだが、KMYMの伏せたカードはエルフの射手であり、そのままプレイされる
KMYM「(エルフの射手を)キマイラで奪えますよ」
ONYM「えっとぉ・・・」
言葉を濁しつつ、そのままターンを返してもらうONYMのトップはなぜかfoil仕様の次元の先達
何とも言えない戦力の追加でターンを返すと、KMYMのトップからめくれたカードは強烈なイシュ・サーの背骨!
だが、めくれたカードを「唱える」ことを強制する前兆の機械は、厄介なキマイラと友情コンボしてしまう!
ONYMは背骨のコントロールを奪い、改めて窮地の主を対象にし、目前の空の脅威を排除することに成功する
そしてKMYMのターンが終わる前に、ONYMは次元の先達の能力で厄介なキマイラのコントロールを再び取り戻す
まさかこんなコンボを仕込んでいるとは、ONYMも十分にイカれたプレイヤーである
やがて怪物化したONYMの百手巨人がアタック。KMYMはエルフの射手でブロックし、ここは攻守交替の構え。
淡々と前兆の機械から魔化魍が蔓延る世界へと誘われていく。
次のステージはONYMのトップデッキからもたらされた。
泥沼が加速する。ロシーンのみをコントロールするKMYMにとって攻撃を許されない状況が発生。
ONYMは三体の生物(怪物化百手、キマイラ、隊長)のうち、隊長を出し入れすればいいだけの状況だ。
残った巨人がKMYMを殴るだけの盤面。完全に流れはONYMに来ている。
何より生物が欲しい。
そんなKMYMの願いにトップが答える――古木のヴァーデロス。
残念ながら唱える際に追加コストでキッカーを払うことはできるものの、ONYMは厄介なキマイラをコントロールしている。
ただでさえ頭数が欲しい盤面ではあるものの、ここはキッカーなしで唱えるKMYM。ONYMは小考し、キマイラとツリーフォークのレジェンドを交換する。
ONYMはディミーアの脳外科医、シアクーをトップからプレイし、続けて手札から隠し持っていた囁く狂気をプレイ
一見このプレイは謎に見えるが、実は意味がある。
前兆の機械が出ていると、「プレイヤーはカードが引けない」のだ!
つまり手札にあるカードを捨て、それで何も起こらず終了である。
前兆の機械によって完全なトップデッキ勝負になり、盤面上優位なONYMにとって、それは決め手となる一発であった。
KMYMは手札のカードを捨て、この状況でデッキトップ勝負に挑むほかなくなった。
巨人に張り手され、残りライフ8まで迫られたKMYMにとっては、チャンプブロックを考慮しても残された猶予はあと僅かだ。
そして彼がこの大一番、トップから公開したカードこそ、まさにKMYMのデッキを象徴する存在であった。
――圧倒的な糞レア。
前兆の機械 + 時間ふるい
今ここに新旧ミラディンブロック最凶の糞レアカード同士がタッグを組み、屹立と鹿児島に降り立ったのだ!!
ギャラリーがざわめく中、試合をする二人にしかわからない超越感がそこにあった。
彼らは勝ちに来たのではない。 糞レアを本気で使いに来たのだ!
黒い除去カードを中心にピックした俺は二人の試合を見ながら猛省する。奴らこそ、ホンモノだとっ・・・!!
もはや既存のMTGの世界から逸脱し始めた、恐るべき坊主めくりゲームが始まった!
KMYMの合図に二人はトップをめくる。土地と土地。じらすね。もう一度二人はトップをめくる。
二人のトップに一瞬空気が凍り付く
KMYMの公開したカードは潮汐を作るもの、ロートス(8マナ!)
だが、同時に公開されたONYMのカードは金色のマナコスト的にも目に優しくないカード。
なんと刈り取りの王!!
点数で見たマナコストは、10である!
まさかと思っただろう。
爆笑するギャラリーの渦中で、きっとKMYMは思っただろう。
時間ふるいを置いた自分よりも、多分デッキのカロリーの中でも最強クラスのロートスよりも重たいカードを公開してくる野郎がいるなんて!
考えてみればKMYMは非常に真っすぐなコンセプトデッキである。
窮地の主や前兆の機械で大型コストのカードを踏み倒し、かつ時間ふるいで圧倒的ターンアドバンテージを得る。
一見キチガイそうに見えて、そのコンセプトは糞レアドラフトいう一発勝負の中では、恐らく参加者中もっともスマートなデザインに辿り着いた天才といえる。
無駄なようで無駄がない、そんなデッキである。
だが、相手が悪かった。
ONYMはKMYMほどタクティクスに富んだ人間ではなかったかもしれないが、彼もまた何か別の世界を目指す住民だった。
大量に巡りめく糞の中で、糞の足し算をしながらデッキを完成させた男なのだろう。
ONYMはマナバランスや個々のカードパワーよりも、次元の先達+厄介なキマイラ+ついえし希望のような「キマったら気持ちよさそうなシナジー」に飛びつく男である。
だからこそKMYMの想定外のカードが平気で飛び出してくるのである。
二人とも天才だった。
マジックの糞レアは確実にこの二人に微笑んでくれているだろう。
事実上の決勝戦であることは参加者全員この時点で何となく感じ始めていた。
ストーリー上ではコジレックに敗北し、海の藻屑と化したロートスだが、ここ鹿児島では巨大カカシに引き裂かれたわけである。
追加ターンを得たONYMはこのあと2回の攻撃フェイズを経て、残りライフ8のKMYMを倒すことだろう。
勝負は決した。皆、そう思った。
だがトップデッキという運命の輪は再び回り始める。
そう、時間ふるいにターンを得たONYMは続けて前兆の機械の解決を行う必要がある。
公開されたカード、それは
ここに来て、さらに過剰なほどのカードパワー。
さらに9マナのカードをめくるONYMのデッキレシピが非常に気になるが、それ以上に一見このオーバーキルなカードには問題があった。
KMYMの場には厄介なキマイラがいるのだ!!
唱えることは強制であり、KMYMはキマイラのコントロールを渡すことで、この吹きすさぶ邪悪な風向きを、逆にONYMの陣営へと向けたのである!
ONYMの場にはキマイラを含め、クリーチャーは全て一掃されたのである。
まだ勝負を決する時ではない。MTGの神がそう囁いている。
笑いの神かもしれないが。
解決忘れのついえし希望で、とりあえず百手巨人がONYMの手札を経由して再び場に戻るが、これはまた希望がついえる予定である以上出す意味はない。
いずれにしろ、KMYMのライフを詰められないONYMは続けて追加ターンを得て、時間ふるいを解決する。
ONYMの公開したカードは黎明をもたらす者レイヤ(9マナ!)
三連続でロートスよりマナコストが重いカードが公開されるONYMのデッキに思わず不安と笑いがこみ上げる
追加ターンを得たONYMに前兆の機械がもたらしたものは
圧倒的糞レア勝利条件カード。
だが、このような特殊すぎる状況においてはまさに「詰めろ」ともいえるエンド級カード!
果たして開発陣は「前兆の機械と時間ふるいを置かれた盤面でのアゾールの雄弁家の実用性」を検討したのだろうか?
ともあれ、この糞レアはこの最高の舞台に降り立ったのである。
KMYMを本気で仕留めるために。
ついえし希望で戻らぬよう、百手巨人を一緒に出して再びターンを得るONYM
もちろん牛歩カウンターが一つ乗り、巨人はふわりと1フィート空へと昇っていく。
あとはこれを繰り返せばONYMの勝ちが決まる。
時間ふるい解決。ONYMはアナフェンザの伝令(1マナ)と突然弱気なカードがめくれるが、KMYMは土地。ONYMのターンはまだ終わらない。
トップは大笑いの写し身。仕方ないのでアゾールの雄弁家が二人に増える。
二個目の牛歩が乗り、追加ターン。時間ふるい解決。KMYMから対抗激が見えて、ようやく次はKMYMが動ける番となる。
このターン、前兆の機械はONYMに現実の修正という何もしないカードがめくれただけで終了。
久しぶりのKMYMのターン。時間ふるい解決。ONYMのトップから2枚目のアゾールの雄弁家がめくれる。ONYMはどんだけこのカード好きなの?
とりあえず前兆の機械を解決。KMYMの場にピット・ファイター、カマールが降り立つ。
ダメージを飛ばせる速攻の生物というと聞こえはいいが、ブロッカーとしては使い捨て。かつ稲妻では牛歩を貯めさせないのが限界だ。
巨人にブロックされるだけで終わるので、ここはロシーンを出しなおしてターンを返す。
時間ふるい解決。ONYMからマナの迷路がめくれ追加ターンを得る。
三つの牛歩カウンターがたまったが、カマールの前ではあまり意味はない。むしろ稲妻で詰められるだけだ。
残りライフ8しかないKMYMに対し怪物化した巨人が襲いかかる。
ここはKMYM、カマールでブロックし、タップして巨人と相打ちを図る。
そう、ここでONYMはある事実に気付く。
自分の盤面にアゾールの雄弁家しか残っていないことに。つまり次のターン、牛歩が4つ溜まると同時についえし希望で手札に戻ってしまうのだ。
これで勝負はわからなくなった。
時間ふるい解決。ラッカ・マーがKMYMのトップから公開され、次ターンの権利を得る。
そして無情にもONYMの雄弁家が手札へと翻る。前兆の機械で秘宝の探求者をプレイし、牛歩のない雄弁家を再度手札からプレイしてONYMのターンは終了。
KMYMのターン。時間ふるい解決。ONYMから憑依された板金鎧がめくれる。
前兆の機械は、主人に土地を一つ与えるだけという無情な仕打ち。
ONYMのターン。時間ふるい解決。ONYMから祝福された転生がめくれる。機械は土地をONYMに提供する。
牛歩が1個溜まり、手札に戻った探究者を出しなおすだけ。
ONYMのターン。時間ふるい解決。KMYMから都市国家の破壊者がめくれる。機械は再びONYMに土地を与える。
先ほどと同じ展開。牛歩は2に。
KMYMのターン。時間ふるい解決。KMYMから本質捕らえがめくれる。そしてようやく土地ではないカードが機械の効果でめくれる。
これはどちらかというとKMYMにとって手痛いカードだろう。
友好牌を持ってこれる可能性があるが、反面、ライブラリーを圧縮し、何より相手に自分の残された手の内を明かすことを意味する。
吉と出るか、凶と出るか。
ONYMが差し出したカードは「先端生物学者、魂の導管、島」というコメントに困る代物。
どうやらあまり脅威となるようなカードもKMYMのライブラリーの中に眠っていなさそうである。
――ところで、文字にするとわかりづらいが、二大ミラディン糞レアが出てからというもの、ライブラリーの圧縮速度は通常の2倍以上である。
互いのターンに最低1枚はトップが追放され、アクティブプレイヤーはさらに1枚追放しているわけである。
――こうなると、さすがにライブラリーアウトを意識しないというのは難しいことだろう。
だが、機械の効果でカードは引けないためライブラリーアウトという敗北は発生しない。
つまり本来なら引き分け――なのだが。
・・・やがて、終局が迫る。
KMYMのターン、時間ふるいで厄介なキマイラをめくったKMYMは霧裂きのハイドラという土地より空虚な機械の贈り物を享受する。
残りライブラリー4枚のKMYM、あと1枚のONYM
ONYMは血顎の狂信者を時間ふるいでめくるが、機械は何も供給しない。
KMYMはトップをめくる。
沈黙の調停者が機械から提供される。互いに戦闘に一体ずつしか参加できなくさせるという悲しい置物生物は、彼に最後の万歳アタックすら許さない。
そして無情にも残りの二枚がめくられる。土地と土地・・・
こうして二人のライブラリーは底をつき、ついえた希望がクリーチャーの出し入れをし続けるだけという閉ざされた世界が現れた。
――だが、それをONYMの雄弁家は許さないのだ!
互いの戦いの象徴たる山札が潰えてこそ、そこに始めて牛歩の希望が芽吹きだす。
なんと遅延で不毛な栄光なのだろうか。
糞レア同士がぶつかり合うと、互いが対消滅し、二つのアーティファクトに支配された停止世界だけが残る。
だけど、誰もがバカにした牛歩カウンターがついに花開き、ONYMだけ一筋の救いをもたらすのだ。
ここまでくると、ただの試合を通り越して、哲学すら感じさせる。
こうしてONYM勝利で幕を下ろした
だが、忘れてはいけない
これは2本先取のうちの、まだ一戦目に過ぎないということを・・・・・・
こんな高カロリーの試合の後も、まだこんなデッキを回さないといけない二人に心から賞賛を贈りたい
このような凡夫な問いなど、20年以上も歴史を誇るMTGにおいて使い古された常套句のような代物だろう。
そこいらのコモンのストレージに混ざっててもおかしくないような、相場的なものであるとする人がいる。
あるいは下位互換が腐るほどいるバニラかそれ以下の激弱カードパワーだという人もいる。
さすれば、今だかつて使い道が思いつかないような挑戦的な効果のカードであると考える人もいるだろう。
お小遣いを叩き、350円のブースターを剥いた際に幸せそうな表情の高校生を一瞬にして曇らせて舌打ちさせるものも定義としては十分すぎるだろう。
ただ、それが個々の定義によって大分ムラはあるものの、ある程度の部分で重なり合うことがある。
すなわち「レアカード」であること。
レアカードという括りだけは間違いなく、それだけでこいつらは特別なのだ。
所詮コモン、所詮アンコモン、いいや!そんな言い訳は彼らには通じない!
レア
ブースター15枚のfoil除けば最高の希少価値。そこに君臨する、どうしようもないやつ。
そんなどうしようもないカードたちに魅せられた8人のバカが、自分の大好きな糞レア42枚を持ち寄って14+1枚の擬似ブースターパックを作り、ドラフトする。
――2回目となる今回。
経験則で15枚目の枠にラヴニカへの回帰のギルド門サイクルをランダムで足し、ドラフトデッキとしてのクオリティを高くするというジャッジの名判断がさえわたる。
ただ欠点を言うのであれば、糞レアよりピック順位が上に行きやすいのがこの二色ランドって点である。
今回はこの如何わしい変則トーナメントにおいて神が舞い降りた試合をカバレッジ風に紹介する。
KMYM VS ONYM
両氏はいずれも挑戦的なデッキを組んでくる鹿児島の誇る糞デッカーである。
KMYM氏の罪状としては『家眠杯で謎のバベルデッキを持ち込んでくる』
ONYM氏の罪状としては『ずべらデッキ』『同盟者ライブラリーアウト』
このあたりから二人の糞レアへの造詣の深さは、語るに及ばずである。
このプレインズウォーカーの灯が脳天にバチバチ灯ってそうなお二方は、ピックの時点から雲行きの怪しい行為をしていたことはある程度予見できていた事実であり、まぁ実際そうなっていた。
今回はこの巨匠同士の対決をカバレッジとしてお送りできることに、私としては非常に名誉であることを先に記しておく。
なお、動画もあるため、是非動画のほうもご覧頂きたい。
https://youtu.be/pkYi-V6ko4k
さて本戦に移ろう。
KMYM先手、マリガン占術からボトムに送ったKMYMは島を置く。返すONYMもギルド門をタップインで続けてセットする静かな立ち上がり。
双方セットランドゴーのまま、先に動いたのはONYM。秀でた隊長をプレイ。強い、普通だ。
若干の弁明を図るとするならば、糞レアとは個人の定義である以上、何が混ざっていても誰も文句は言えないのだ。たまに普通に強いカードが混ぜっていることもある。
さて、KMYMは曲がりくねりのロシーンをプレイ。
Rosheen Meanderer / 曲がりくねりのロシーン (3)(赤/緑)
伝説のクリーチャー — 巨人(Giant) シャーマン(Shaman)
(T):あなたのマナ・プールに(◇)(◇)(◇)(◇)を加える。このマナは、(X)を含むコストにのみ支払うことができる。
4/4
4マナ4/4 能力は特に読まなくてよさそうだが、マナレシオに沿っているだけで評価されるのはリミテッドの常だ
ところで動画見て気付いたけど、効果の確認を一度もしないONYMのファインプレイがここで輝く
デッカーはこの程度のカードは知っていて当然らしい
ONYMは百手巨人をプレイし、KMYMは窮地の主をプレイ。
最近までストレージを温めてくれていたナイスガイの登場に盤面は膠着
だって糞レアドラフトだもん。除去もコンバットトリックも滅多に飛び交いません。攻めたら負ける。わかりやすい試合です
だが、セオリーは破ってこそ。ONYMのプレイしたカードは厄介なキマイラだ。
厄介なキマイラ/Perplexing Chimera (4)(青)
クリーチャー・エンチャント ― キマイラ(Chimera)
対戦相手1人が呪文を1つ唱えるたび、あなたは厄介なキマイラとその呪文とのコントロールを交換してもよい。そうしたなら、あなたはその呪文の新しい対象を選んでもよい。(その呪文がパーマネントとなったなら、あなたがそのパーマネントをコントロールする。)
3/3
これは動きにくくなったKMYM、まずは窮地の主で攻撃し、誘発型効果を解決させる
Master of Predicaments / 窮地の主 (3)(青)(青)
クリーチャー — スフィンクス(Sphinx)
飛行
窮地の主がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたの手札にあるカードを1枚選ぶ。そのプレイヤーは、選んだカードの点数で見たマナ・コストが4よりも大きいかどうかを宣言する。それが間違っていたなら、あなたはそのカードをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
4/4
ちらりとカードを伏せながら効果を説明するKMYM
すると迷うことなくONYM「5以上で」
KMYM「・・・じゃあ見せません」
何とも言えないシュールなやりとりの後、第二メインフェイズからフルタップでKMYMが唱えたカードに周囲は騒然となる
Omen Machine / 前兆の機械 (6)
アーティファクト
プレイヤーはカードを引けない。
各プレイヤーのドロー・ステップの開始時に、そのプレイヤーは自分のライブラリーの一番上のカードを追放する。それが土地カードである場合、そのプレイヤーはそれを戦場に出す。そうでない場合、そのプレイヤーは可能ならばそれをそれのマナ・コストを支払うことなく唱える。
ざわつくギャラリー
KMYMのデッキコンセプトが少しずつ紐解かれようとしている
どうやらビッグマナデッキのようであるが、ただのビッグマナではないらしい
厄介なキマイラではどうにもならないONYMは自分のドローステップにトップをめく
静寂宣言
ONYMは寂しく追放領域にそれを送る
……本来なら低速同士のデッキ対決、静寂宣言は強いカードではあるのだろうが、このファイレクシアの忌々しき機械の前には受動的なカードはもう意味を為さない
KMYMはトップから土地を置き、窮地の主で攻撃。飛行に触れられないONYMに対し、着実にクロックを刻む
再び伏せられたカードに宣言は5以上とするONYMだが、KMYMの伏せたカードはエルフの射手であり、そのままプレイされる
KMYM「(エルフの射手を)キマイラで奪えますよ」
ONYM「えっとぉ・・・」
言葉を濁しつつ、そのままターンを返してもらうONYMのトップはなぜかfoil仕様の次元の先達
Planar Guide / 次元の先達 (白)
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
(3)(白),次元の先達を追放する:すべてのクリーチャーを追放する。次の終了ステップの開始時に、それらのカードをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
1/1
何とも言えない戦力の追加でターンを返すと、KMYMのトップからめくれたカードは強烈なイシュ・サーの背骨!
Spine of Ish Sah / イシュ・サーの背骨 (7)
アーティファクト
イシュ・サーの背骨が戦場に出たとき、パーマネント1つを対象とし、それを破壊する。
イシュ・サーの背骨が戦場からいずれかの墓地に置かれたとき、イシュ・サーの背骨をオーナーの手札に戻す。
だが、めくれたカードを「唱える」ことを強制する前兆の機械は、厄介なキマイラと友情コンボしてしまう!
ONYMは背骨のコントロールを奪い、改めて窮地の主を対象にし、目前の空の脅威を排除することに成功する
そしてKMYMのターンが終わる前に、ONYMは次元の先達の能力で厄介なキマイラのコントロールを再び取り戻す
まさかこんなコンボを仕込んでいるとは、ONYMも十分にイカれたプレイヤーである
やがて怪物化したONYMの百手巨人がアタック。KMYMはエルフの射手でブロックし、ここは攻守交替の構え。
淡々と前兆の機械から魔化魍が蔓延る世界へと誘われていく。
次のステージはONYMのトップデッキからもたらされた。
Sunken Hope / ついえし希望 (3)(青)(青)
エンチャント
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは自分がコントロールするクリーチャーを1体、オーナーの手札に戻す。
泥沼が加速する。ロシーンのみをコントロールするKMYMにとって攻撃を許されない状況が発生。
ONYMは三体の生物(怪物化百手、キマイラ、隊長)のうち、隊長を出し入れすればいいだけの状況だ。
残った巨人がKMYMを殴るだけの盤面。完全に流れはONYMに来ている。
何より生物が欲しい。
そんなKMYMの願いにトップが答える――古木のヴァーデロス。
Verdeloth the Ancient / 古木のヴァーデロス (4)(緑)(緑)
伝説のクリーチャー — ツリーフォーク(Treefolk)
キッカー(X)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(X)を支払ってもよい。)
苗木(Saproling)クリーチャーと他のツリーフォーク(Treefolk)・クリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
古木のヴァーデロスが戦場に出たとき、それがキッカーされていた場合、緑の1/1の苗木クリーチャー・トークンをX体戦場に出す。
4/7
残念ながら唱える際に追加コストでキッカーを払うことはできるものの、ONYMは厄介なキマイラをコントロールしている。
ただでさえ頭数が欲しい盤面ではあるものの、ここはキッカーなしで唱えるKMYM。ONYMは小考し、キマイラとツリーフォークのレジェンドを交換する。
ONYMはディミーアの脳外科医、シアクーをトップからプレイし、続けて手札から隠し持っていた囁く狂気をプレイ
一見このプレイは謎に見えるが、実は意味がある。
前兆の機械が出ていると、「プレイヤーはカードが引けない」のだ!
つまり手札にあるカードを捨て、それで何も起こらず終了である。
前兆の機械によって完全なトップデッキ勝負になり、盤面上優位なONYMにとって、それは決め手となる一発であった。
KMYMは手札のカードを捨て、この状況でデッキトップ勝負に挑むほかなくなった。
巨人に張り手され、残りライフ8まで迫られたKMYMにとっては、チャンプブロックを考慮しても残された猶予はあと僅かだ。
そして彼がこの大一番、トップから公開したカードこそ、まさにKMYMのデッキを象徴する存在であった。
Timesifter / 時間ふるい (5)
アーティファクト
各アップキープの開始時に、各プレイヤーは自分のライブラリーの一番上のカードを追放する。点数で見たマナ・コストが最も大きいカードを追放したプレイヤーは、このターンの後に追加のターンを行う。複数のカードが最高で同点である場合、同点であったプレイヤーは同点でなくなるまでこの手順を繰り返す。
――圧倒的な糞レア。
前兆の機械 + 時間ふるい
今ここに新旧ミラディンブロック最凶の糞レアカード同士がタッグを組み、屹立と鹿児島に降り立ったのだ!!
ギャラリーがざわめく中、試合をする二人にしかわからない超越感がそこにあった。
彼らは勝ちに来たのではない。 糞レアを本気で使いに来たのだ!
黒い除去カードを中心にピックした俺は二人の試合を見ながら猛省する。奴らこそ、ホンモノだとっ・・・!!
もはや既存のMTGの世界から逸脱し始めた、恐るべき坊主めくりゲームが始まった!
KMYMの合図に二人はトップをめくる。土地と土地。じらすね。もう一度二人はトップをめくる。
二人のトップに一瞬空気が凍り付く
KMYMの公開したカードは潮汐を作るもの、ロートス(8マナ!)
だが、同時に公開されたONYMのカードは金色のマナコスト的にも目に優しくないカード。
なんと刈り取りの王!!
点数で見たマナコストは、10である!
まさかと思っただろう。
爆笑するギャラリーの渦中で、きっとKMYMは思っただろう。
時間ふるいを置いた自分よりも、多分デッキのカロリーの中でも最強クラスのロートスよりも重たいカードを公開してくる野郎がいるなんて!
考えてみればKMYMは非常に真っすぐなコンセプトデッキである。
窮地の主や前兆の機械で大型コストのカードを踏み倒し、かつ時間ふるいで圧倒的ターンアドバンテージを得る。
一見キチガイそうに見えて、そのコンセプトは糞レアドラフトいう一発勝負の中では、恐らく参加者中もっともスマートなデザインに辿り着いた天才といえる。
無駄なようで無駄がない、そんなデッキである。
だが、相手が悪かった。
ONYMはKMYMほどタクティクスに富んだ人間ではなかったかもしれないが、彼もまた何か別の世界を目指す住民だった。
大量に巡りめく糞の中で、糞の足し算をしながらデッキを完成させた男なのだろう。
ONYMはマナバランスや個々のカードパワーよりも、次元の先達+厄介なキマイラ+ついえし希望のような「キマったら気持ちよさそうなシナジー」に飛びつく男である。
だからこそKMYMの想定外のカードが平気で飛び出してくるのである。
二人とも天才だった。
マジックの糞レアは確実にこの二人に微笑んでくれているだろう。
事実上の決勝戦であることは参加者全員この時点で何となく感じ始めていた。
ストーリー上ではコジレックに敗北し、海の藻屑と化したロートスだが、ここ鹿児島では巨大カカシに引き裂かれたわけである。
追加ターンを得たONYMはこのあと2回の攻撃フェイズを経て、残りライフ8のKMYMを倒すことだろう。
勝負は決した。皆、そう思った。
だがトップデッキという運命の輪は再び回り始める。
そう、時間ふるいにターンを得たONYMは続けて前兆の機械の解決を行う必要がある。
公開されたカード、それは
Plague Wind / 疫病風 (7)(黒)(黒)
ソーサリー
あなたがコントロールしていない、すべてのクリーチャーを破壊する。それらは再生できない。
ここに来て、さらに過剰なほどのカードパワー。
さらに9マナのカードをめくるONYMのデッキレシピが非常に気になるが、それ以上に一見このオーバーキルなカードには問題があった。
KMYMの場には厄介なキマイラがいるのだ!!
唱えることは強制であり、KMYMはキマイラのコントロールを渡すことで、この吹きすさぶ邪悪な風向きを、逆にONYMの陣営へと向けたのである!
ONYMの場にはキマイラを含め、クリーチャーは全て一掃されたのである。
まだ勝負を決する時ではない。MTGの神がそう囁いている。
笑いの神かもしれないが。
解決忘れのついえし希望で、とりあえず百手巨人がONYMの手札を経由して再び場に戻るが、これはまた希望がついえる予定である以上出す意味はない。
いずれにしろ、KMYMのライフを詰められないONYMは続けて追加ターンを得て、時間ふるいを解決する。
ONYMの公開したカードは黎明をもたらす者レイヤ(9マナ!)
三連続でロートスよりマナコストが重いカードが公開されるONYMのデッキに思わず不安と笑いがこみ上げる
追加ターンを得たONYMに前兆の機械がもたらしたものは
Azor’s Elocutors / アゾールの雄弁家 (3)(白/青)(白/青)
クリーチャー — 人間(Human) アドバイザー(Advisor)
あなたのアップキープの開始時に、アゾールの雄弁家の上に牛歩(filibuster)カウンターを1個置く。その後、アゾールの雄弁家の上に牛歩カウンターが5個以上置かれている場合、あなたはこのゲームに勝利する。
発生源1つがあなたにダメージを与えるたび、アゾールの雄弁家から牛歩カウンターを1個取り除く。
圧倒的糞レア勝利条件カード。
だが、このような特殊すぎる状況においてはまさに「詰めろ」ともいえるエンド級カード!
果たして開発陣は「前兆の機械と時間ふるいを置かれた盤面でのアゾールの雄弁家の実用性」を検討したのだろうか?
ともあれ、この糞レアはこの最高の舞台に降り立ったのである。
KMYMを本気で仕留めるために。
ついえし希望で戻らぬよう、百手巨人を一緒に出して再びターンを得るONYM
もちろん牛歩カウンターが一つ乗り、巨人はふわりと1フィート空へと昇っていく。
あとはこれを繰り返せばONYMの勝ちが決まる。
時間ふるい解決。ONYMはアナフェンザの伝令(1マナ)と突然弱気なカードがめくれるが、KMYMは土地。ONYMのターンはまだ終わらない。
トップは大笑いの写し身。仕方ないのでアゾールの雄弁家が二人に増える。
二個目の牛歩が乗り、追加ターン。時間ふるい解決。KMYMから対抗激が見えて、ようやく次はKMYMが動ける番となる。
このターン、前兆の機械はONYMに現実の修正という何もしないカードがめくれただけで終了。
久しぶりのKMYMのターン。時間ふるい解決。ONYMのトップから2枚目のアゾールの雄弁家がめくれる。ONYMはどんだけこのカード好きなの?
とりあえず前兆の機械を解決。KMYMの場にピット・ファイター、カマールが降り立つ。
ダメージを飛ばせる速攻の生物というと聞こえはいいが、ブロッカーとしては使い捨て。かつ稲妻では牛歩を貯めさせないのが限界だ。
巨人にブロックされるだけで終わるので、ここはロシーンを出しなおしてターンを返す。
時間ふるい解決。ONYMからマナの迷路がめくれ追加ターンを得る。
三つの牛歩カウンターがたまったが、カマールの前ではあまり意味はない。むしろ稲妻で詰められるだけだ。
残りライフ8しかないKMYMに対し怪物化した巨人が襲いかかる。
ここはKMYM、カマールでブロックし、タップして巨人と相打ちを図る。
そう、ここでONYMはある事実に気付く。
自分の盤面にアゾールの雄弁家しか残っていないことに。つまり次のターン、牛歩が4つ溜まると同時についえし希望で手札に戻ってしまうのだ。
これで勝負はわからなくなった。
時間ふるい解決。ラッカ・マーがKMYMのトップから公開され、次ターンの権利を得る。
そして無情にもONYMの雄弁家が手札へと翻る。前兆の機械で秘宝の探求者をプレイし、牛歩のない雄弁家を再度手札からプレイしてONYMのターンは終了。
KMYMのターン。時間ふるい解決。ONYMから憑依された板金鎧がめくれる。
前兆の機械は、主人に土地を一つ与えるだけという無情な仕打ち。
ONYMのターン。時間ふるい解決。ONYMから祝福された転生がめくれる。機械は土地をONYMに提供する。
牛歩が1個溜まり、手札に戻った探究者を出しなおすだけ。
ONYMのターン。時間ふるい解決。KMYMから都市国家の破壊者がめくれる。機械は再びONYMに土地を与える。
先ほどと同じ展開。牛歩は2に。
KMYMのターン。時間ふるい解決。KMYMから本質捕らえがめくれる。そしてようやく土地ではないカードが機械の効果でめくれる。
Guided Passage / 誘導路 (青)(赤)(緑)
ソーサリー
あなたのライブラリーを公開する。対戦相手1人は、その中からクリーチャー・カード1枚と土地カード1枚とクリーチャーでも土地でもないカード1枚を選ぶ。あなたは選ばれたカードを自分の手札に加える。その後あなたのライブラリーを切り直す。
これはどちらかというとKMYMにとって手痛いカードだろう。
友好牌を持ってこれる可能性があるが、反面、ライブラリーを圧縮し、何より相手に自分の残された手の内を明かすことを意味する。
吉と出るか、凶と出るか。
ONYMが差し出したカードは「先端生物学者、魂の導管、島」というコメントに困る代物。
どうやらあまり脅威となるようなカードもKMYMのライブラリーの中に眠っていなさそうである。
――ところで、文字にするとわかりづらいが、二大ミラディン糞レアが出てからというもの、ライブラリーの圧縮速度は通常の2倍以上である。
互いのターンに最低1枚はトップが追放され、アクティブプレイヤーはさらに1枚追放しているわけである。
――こうなると、さすがにライブラリーアウトを意識しないというのは難しいことだろう。
だが、機械の効果でカードは引けないためライブラリーアウトという敗北は発生しない。
つまり本来なら引き分け――なのだが。
・・・やがて、終局が迫る。
KMYMのターン、時間ふるいで厄介なキマイラをめくったKMYMは霧裂きのハイドラという土地より空虚な機械の贈り物を享受する。
残りライブラリー4枚のKMYM、あと1枚のONYM
ONYMは血顎の狂信者を時間ふるいでめくるが、機械は何も供給しない。
KMYMはトップをめくる。
沈黙の調停者が機械から提供される。互いに戦闘に一体ずつしか参加できなくさせるという悲しい置物生物は、彼に最後の万歳アタックすら許さない。
そして無情にも残りの二枚がめくられる。土地と土地・・・
こうして二人のライブラリーは底をつき、ついえた希望がクリーチャーの出し入れをし続けるだけという閉ざされた世界が現れた。
――だが、それをONYMの雄弁家は許さないのだ!
互いの戦いの象徴たる山札が潰えてこそ、そこに始めて牛歩の希望が芽吹きだす。
なんと遅延で不毛な栄光なのだろうか。
糞レア同士がぶつかり合うと、互いが対消滅し、二つのアーティファクトに支配された停止世界だけが残る。
だけど、誰もがバカにした牛歩カウンターがついに花開き、ONYMだけ一筋の救いをもたらすのだ。
ここまでくると、ただの試合を通り越して、哲学すら感じさせる。
こうしてONYM勝利で幕を下ろした
だが、忘れてはいけない
これは2本先取のうちの、まだ一戦目に過ぎないということを・・・・・・
こんな高カロリーの試合の後も、まだこんなデッキを回さないといけない二人に心から賞賛を贈りたい
・基本的にWisdom Guildの最安価格を基準につけています。やや安いかほぼ同じぐらいの値段のつもりです
・初対面でも取引可能です。DNしてたらリンクし合いましょう
・メールでの取引になりますので先着順です。売り切れの時はご了承ください
メアドはharutakasanあっとまーく g m a i l .comです
・まずそちらから希望のカードの連絡をお願いします。その後、送料含めたお値段やこちらの口座等を送信しますので入金をお願いします。確認次第発送致します
・こちらの口座はゆうちょのみになります
・普通郵便で発送します(送料一括100円で計算します) 高額な場合は書留がいいと思います(追って送料はご連絡します)
※追記
状態についての問い合わせがあったので記載
トラブルを避けるため基本プレイド扱いです。購入したままストレージに突っ込んだままのカードも混ざってます。
enndalgames様の状態表記を参考にしますと、ヘビープレイドと書かれていないものはMT~EXの範囲です。
https://www.enndalgames.com/user_data/help.php#q10
とはいえ、評価は個人差ありますから、特に状態を気にされる方はご遠慮ください
(特にヘビープレイドはダメージ多めですので状態を気にしない人向けです)
<土地>
20000 tundra (3nd)(ヘビープレイド) 英英
6500 新緑の地下墓地(ZEN) 日
3000 ウギンの目(MM2) 日
6800 魂の洞窟(AVR)日
1600 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ(M15) 日日日日
750 溶鉄の先鋒、ヴァラクート(ZEN) 日日日英
600 トレイリア西部 英英英英
600 アダーカー荒原(ICE) 英英英
<土地foil>
7500 草むした墓(RAV) 英
3500 梢の眺望EXP 英
6000 溢れかえる果樹園EXP 英
4000 樹木茂る砦EXP 英
<茶色>
3000 罠の橋(8ED) 日
1600 雲石の工芸品 英英英
250 稲妻のすね当て(CMD) 日日
1000 勇者の兜 日
900 隔離するタイタン(DST) 英
7000 モックス・ダイヤモンド(STH) 英
200 探検の地図(MM2)日日日(ZEN)日日日日
1300 ファイレクシアの供犠台 英英
5000 霊気の薬瓶(DST)日
600 墓掘りの檻 英
350 彩色の星(TSP)英英英英英日日日日
300 彩色の星(TSP)(ヘビープレイド)日英
500 クラーク族の鉄工所 英英
600 防御の光網(8ED)日英(9ED)日日
400 起源室 日
200 冷鉄の心臓 英英英
<茶色foil>
1200 バジリスクの首輪 日
2500 メムナイト 日
4500 雲石の工芸品 日
3000 千年霊薬 日
1000 頭蓋囲い(MM2) 日
3500 梅澤の十手(プロモ、ヘビープレイド) 英
<多色>
300 真の木立ち 英
200 ぬめるボーグル 日×10英×4
2000 スリヴァーの女王(ヘビープレイド) 日
2000 突然の衰微(RTR) 日日
3000 断片無き工作員 日
1000 擬態の原形質 日
<多色foil>
1800 大渦の脈動(MMA)
1500 大渦の脈動(プロモ)
<青色>
10000 ヴリンの神童、ジェイス 日
1200 血清の幻視(5DN) 日日英
7000 瞬唱の魔道士(ISD) 英
150 思考掃き(DKA) 日日英英
800 差し戻し(MM2) 日
700 アトランティスの王(4ED黒枠ヘビープレイド) 日
150 命運縫い 英英英英
<青色foil>
15000 全知 日
2000 アトランティスの王(TSB) 英
2500 銀エラの達人 日日
1000 血清の幻視(プロモ・新規イラストの方) 日日
<黒色>
12500 ヴェールのリリアナ(ISD) 日
6500 闇の腹心(RAV) 日
3300 Sinkhole(2ED、ヘビープレイド) 英
2000 コジレックの審問(ROE)英 (イベントデッキ)英
1700 吸血の教示者(6ED) 日
900 荒廃のドラゴン、スキジリクス 日
600 再活性(TEP) 日
400 女王への懇願(SHM) 日
<赤色>
800 猿人の指導霊 英
750 炎の中の過去 英英英
400 混沌のねじれ(C14) 日日
250 溶岩の撃ち込み(MMA) 英英英
200 炎の儀式 日日
350 溶鉄の雨 英
200 紅蓮破(5ED)日日日日(ICE)英
250 稲妻(3ED)英(4ED)伊
<白色>
4000 静寂の守り手、リンヴァーラ 日日
1500 エイヴンの思考検閲者 日
1200 石のような静寂 日日英
1000 流刑への道(イベントデッキ) 英
1000 悟りの教示者(6ED) 英
600 天使の嗜み(MMA) 英
400 レオニンの裁き人 日日
400 抑制の場 英英
<白色foil>
12000 希望の天使、アヴァシン 日
300 貴族階級の嘲笑 英
<緑色>
20000 タルモゴイフ(FUT) 日日
4000 貴族の教主(CON) 英
2600 適者生存 日
1800 孔蹄のビヒモス 日
1500 森の知恵(5ED) 日日
1200 遺産のドルイド 日
800 飢餓の声、ヴォリンクレックス 日日日日
500 Elvish Spirit Guide 英
500 ワイアウッドの共生虫(SCG) 日日日
300 イラクサの歩哨 日×8
500 古きものの活性 日英英英英
200 忍び寄る腐食 日
150 根の壁 日英英
<緑色foil>
3000 夜明けの反射 日
1000 悪性スリヴァー 日日
1000 ぎらつかせのエルフ(NPH) 日
・初対面でも取引可能です。DNしてたらリンクし合いましょう
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※追記
状態についての問い合わせがあったので記載
トラブルを避けるため基本プレイド扱いです。購入したままストレージに突っ込んだままのカードも混ざってます。
enndalgames様の状態表記を参考にしますと、ヘビープレイドと書かれていないものはMT~EXの範囲です。
https://www.enndalgames.com/user_data/help.php#q10
とはいえ、評価は個人差ありますから、特に状態を気にされる方はご遠慮ください
(特にヘビープレイドはダメージ多めですので状態を気にしない人向けです)
<土地>
20000 tundra (3nd)(ヘビープレイド) 英英
6500 新緑の地下墓地(ZEN) 日
3000 ウギンの目(MM2) 日
6800 魂の洞窟(AVR)日
1600 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ(M15) 日日日日
750 溶鉄の先鋒、ヴァラクート(ZEN) 日日日英
600 トレイリア西部 英英英英
600 アダーカー荒原(ICE) 英英英
<土地foil>
7500 草むした墓(RAV) 英
3500 梢の眺望EXP 英
6000 溢れかえる果樹園EXP 英
4000 樹木茂る砦EXP 英
<茶色>
3000 罠の橋(8ED) 日
1600 雲石の工芸品 英英英
250 稲妻のすね当て(CMD) 日日
1000 勇者の兜 日
900 隔離するタイタン(DST) 英
7000 モックス・ダイヤモンド(STH) 英
200 探検の地図(MM2)日日日(ZEN)日日日日
1300 ファイレクシアの供犠台 英英
5000 霊気の薬瓶(DST)日
600 墓掘りの檻 英
350 彩色の星(TSP)英英英英英日日日日
300 彩色の星(TSP)(ヘビープレイド)日英
500 クラーク族の鉄工所 英英
600 防御の光網(8ED)日英(9ED)日日
400 起源室 日
200 冷鉄の心臓 英英英
<茶色foil>
1200 バジリスクの首輪 日
2500 メムナイト 日
4500 雲石の工芸品 日
3000 千年霊薬 日
1000 頭蓋囲い(MM2) 日
3500 梅澤の十手(プロモ、ヘビープレイド) 英
<多色>
300 真の木立ち 英
200 ぬめるボーグル 日×10英×4
2000 スリヴァーの女王(ヘビープレイド) 日
2000 突然の衰微(RTR) 日日
3000 断片無き工作員 日
1000 擬態の原形質 日
<多色foil>
1800 大渦の脈動(MMA)
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<青色>
10000 ヴリンの神童、ジェイス 日
1200 血清の幻視(5DN) 日日英
7000 瞬唱の魔道士(ISD) 英
150 思考掃き(DKA) 日日英英
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700 アトランティスの王(4ED黒枠ヘビープレイド) 日
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15000 全知 日
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2500 銀エラの達人 日日
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3300 Sinkhole(2ED、ヘビープレイド) 英
2000 コジレックの審問(ROE)英 (イベントデッキ)英
1700 吸血の教示者(6ED) 日
900 荒廃のドラゴン、スキジリクス 日
600 再活性(TEP) 日
400 女王への懇願(SHM) 日
<赤色>
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750 炎の中の過去 英英英
400 混沌のねじれ(C14) 日日
250 溶岩の撃ち込み(MMA) 英英英
200 炎の儀式 日日
350 溶鉄の雨 英
200 紅蓮破(5ED)日日日日(ICE)英
250 稲妻(3ED)英(4ED)伊
<白色>
4000 静寂の守り手、リンヴァーラ 日日
1500 エイヴンの思考検閲者 日
1200 石のような静寂 日日英
1000 流刑への道(イベントデッキ) 英
1000 悟りの教示者(6ED) 英
600 天使の嗜み(MMA) 英
400 レオニンの裁き人 日日
400 抑制の場 英英
<白色foil>
12000 希望の天使、アヴァシン 日
300 貴族階級の嘲笑 英
<緑色>
20000 タルモゴイフ(FUT) 日日
4000 貴族の教主(CON) 英
2600 適者生存 日
1800 孔蹄のビヒモス 日
1500 森の知恵(5ED) 日日
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800 飢餓の声、ヴォリンクレックス 日日日日
500 Elvish Spirit Guide 英
500 ワイアウッドの共生虫(SCG) 日日日
300 イラクサの歩哨 日×8
500 古きものの活性 日英英英英
200 忍び寄る腐食 日
150 根の壁 日英英
<緑色foil>
3000 夜明けの反射 日
1000 悪性スリヴァー 日日
1000 ぎらつかせのエルフ(NPH) 日
近状
2016年3月14日 Magic: The Gathering<大会関連>
とりあえずGP東京の予約は完了しました
・宮崎PPTQ 3/19 3/20
・ばぶるす 4/16 4/17
このあたりは参加すると思います。
後はプレリとゲームデーで練習か。
できればMOで練習もしておきたいところです。
<EDH>
Mishra’s WorkshopとGrim Tutorという悪魔グッズを購入したので
前者を解体予定だったラスプーチン(変異エルドラージのおかげで解体延期になった)、後者をカーリアに投入
前者はまぁぶん回れることがあるし、後者は単純にカーリア後に必要な弾を補充できるから優秀だった
人狼?EDHってのが楽しかったので今度紹介する予定
<カード資産整理>
結局先月にはリスト間に合わず・・・・・・
今月には絶対あげてカード処分してGP東京遠征費用や今年の目標であるEDHパーツの主要アイテム獲得に向けて頑張りたいです
とりあえずGP東京の予約は完了しました
・宮崎PPTQ 3/19 3/20
・ばぶるす 4/16 4/17
このあたりは参加すると思います。
後はプレリとゲームデーで練習か。
できればMOで練習もしておきたいところです。
<EDH>
Mishra’s WorkshopとGrim Tutorという悪魔グッズを購入したので
前者を解体予定だったラスプーチン(変異エルドラージのおかげで解体延期になった)、後者をカーリアに投入
前者はまぁぶん回れることがあるし、後者は単純にカーリア後に必要な弾を補充できるから優秀だった
人狼?EDHってのが楽しかったので今度紹介する予定
<カード資産整理>
結局先月にはリスト間に合わず・・・・・・
今月には絶対あげてカード処分してGP東京遠征費用や今年の目標であるEDHパーツの主要アイテム獲得に向けて頑張りたいです