ふざけたジェネラルを使うときはお約束がある
1.
それをジェネラルにしたときにしかできないデッキを作る。
もし、それが他のジェネラルで上位互換で作れるなら、それを選んだだけの理由を周囲に示せるだけの糞デッキでないといけない。
理由はもはや哲学的でも構わないし、周囲から非難を受けてもいい。
ただ、理由は絶対いる。
たとえば一番最初に引いた伝説のクリーチャーだから、でもいいし、宗教上の理由でシミックしか使えないのでエドリックでもいい。いいけど許さん。
2.
ジェネラルをプレイしないようなデッキはゴミである。
そんなうんこみたいなジェネラルを統率者にしているんだから、プレイしなきゃダメだ。
むかつきとか無限コンボとかで「ヘイト少ないからコンボ決まりました!」とか言って勝っている場合じゃない。
そういうのはガチの方たちとやりなさい。
うんこを出すために必要なものは何だろうか。
食物繊維だ。
そうだ、お前のデッキは食物繊維なんだ。
わかったらゴボウのように渋いマナファクトやマナクリを入れなさい。
3.
ちっとは妨害手段を入れ、ゲームに参加できるようにしないとさすがにゲームに参加している感がなくて悲しくなる。
僕は良く妨害手段を極力排してデッキを組むことがあるけど、大抵硬直してグダってから誰か一人がさらっと無限コンボして終了である。つまんね。
だから妨害手段は入れましょう。
4.
ぐーぐるでけんさくしてそのじぇねらるのでっきがみつかんない。
それはきっと素晴らしい糞デッキです。
自信をもってこのインターネットの海原にあなたのうんこを産み落としてください。
やがてある日、あなたと同じ境遇の穴兄弟(うんこだけに)が、先駆者の貴方のレシピを見てこういうことでしょう
「やっぱりこのデッキ組むのやめよう」
そう思わせたら穴たの勝ち。そう思わせずに第二のうんこを作りだす人を生み出せたなら穴たの負け。
これがカジュアルEDHの中でも最も業の深い「オナニーカジュアルEDH」の神髄です。
作る前にインターネットの海原で戦いは始まり、終わっている。
地元のお友達に品評会してもらうのは感想戦だと思いましょう。
5.
デッキをある程度まわしたら解体しましょう。
うんこはどんなに洗練してもうんこです。
貴方は楽しいかもしれないけど同じ卓の人は何もしない貴女の参加に辟易します。
だからある程度ネタバレして周囲に失笑なり反応を頂けたらもうそこで身を引くのが一番スマートなうんこEDHの楽しみ方です。
私のオールプレインズウォーカー(うねりで全PWを出してみんなのサイコロを提出させてPWたちの忠誠値を載せ続けることで対戦相手たちの心を折って勝利するデッキ)も一ヶ月でスリーブを抜く作業をみんなに手伝ってもらいました。
後日そのスリーブに入れたのはイマーラタンドリスです。
前振り終了
さて、イマーラタンドリスという超有名ジェネラルをご存じでない?
世間ではゴリラエルフやらジェイスのスケとか言われてますが、まぁ一言で言うとジャスミン・ボリアルの妹さんです。
緑と白がどことなく目に優しい。スタンをしているプレイヤーが一番嫌いな色を言わせたら確実にこの色がワンツーフィニッシュですが、EDHにおいてはマイナーな組み合わせ。
▼トークンデッキにする
まぁまず一番先に考えること。
問題が一つあって、「ダメージ軽減」というテキストがクッソ弱い。破壊不能でよくね?って何度も思った。
てのも、僕は最初このゴリウーマンちゃんのテキストを破壊不能付与だと思い込んでて「あ、これ完全な反射でシコシコしてみる価値あるんじゃね?」とインベイジョンの糞レアトークで盛り上がる鹿児島の皆さんにお披露目して失笑を招き、その後自宅に戻ってさてイマーラをストレージからだしたところで勘違いに気付き、先に探し出した完全な反射をそのままダンボールの中に戻したわけです。
(しげのふのおうちは三つの市民階級があって「高額なトレード用ストレージ・ファイル」「そこそこ使う価値のある比較的安価なカードのストレージ」「エリエールのカートンダンボールを再利用した通称「駿○屋の糞詰め合わせセットのような中身のカードを入れるための箱」があって、完全な反射のお住まいはエリエールです)
さて、トークンは基本的に横並びで出すものです。
ということはダメージ軽減は別にいらないんですね。フルアタックで相手のライフを一気に詰めるぐらいの気持ちでぶっこみますから。つまりイマーラを出すタイミングがない。却下。
▼武闘派
単純に緑や白がお得意の強化スペルでワンパンマンデッキにするのもいいかと思ったが、それだとドロモカや暁まといのクロンドに劣るんですよね。
まぁゴリラエルフを本当にゴリラにしていくというコンセプトは何物にも代えがたいんですが。
とりあえずこれは保留。
やはりトークンは不可欠だ。
だけどトークンだけで勝つのはダメだ。
どうにかしてこれを正当化させる何かがいる、何かが・・・。
▼花粉光の羽
諦めかけたとき、やがて運命の一品に私は出会った。
回避能力、トークン生成・・・最強か。
イマーラを出す理由としては素晴らしい正当化だ。
イマーラが空から殴ると苗木が5個出てくる。
よくアニメか何かで「ある女のキャラクターが歩くと、その周囲の植物が急速に育つ」みたいな演出が可能である。おいマジックってこんなに自由なのかよ。勝った・・・!
彼女が殴り、育った植物が相手のアタックを阻害し、次の戦闘で牙を剥く。
攻防一体、天地魔闘の構え。ここに生まれたり!
こうして私のイマーラデッキ「もののけ姫」は生まれようとしていた・・・(後篇に続く)
1.
それをジェネラルにしたときにしかできないデッキを作る。
もし、それが他のジェネラルで上位互換で作れるなら、それを選んだだけの理由を周囲に示せるだけの糞デッキでないといけない。
理由はもはや哲学的でも構わないし、周囲から非難を受けてもいい。
ただ、理由は絶対いる。
たとえば一番最初に引いた伝説のクリーチャーだから、でもいいし、宗教上の理由でシミックしか使えないのでエドリックでもいい。いいけど許さん。
2.
ジェネラルをプレイしないようなデッキはゴミである。
そんなうんこみたいなジェネラルを統率者にしているんだから、プレイしなきゃダメだ。
むかつきとか無限コンボとかで「ヘイト少ないからコンボ決まりました!」とか言って勝っている場合じゃない。
そういうのはガチの方たちとやりなさい。
うんこを出すために必要なものは何だろうか。
食物繊維だ。
そうだ、お前のデッキは食物繊維なんだ。
わかったらゴボウのように渋いマナファクトやマナクリを入れなさい。
3.
ちっとは妨害手段を入れ、ゲームに参加できるようにしないとさすがにゲームに参加している感がなくて悲しくなる。
僕は良く妨害手段を極力排してデッキを組むことがあるけど、大抵硬直してグダってから誰か一人がさらっと無限コンボして終了である。つまんね。
だから妨害手段は入れましょう。
4.
ぐーぐるでけんさくしてそのじぇねらるのでっきがみつかんない。
それはきっと素晴らしい糞デッキです。
自信をもってこのインターネットの海原にあなたのうんこを産み落としてください。
やがてある日、あなたと同じ境遇の穴兄弟(うんこだけに)が、先駆者の貴方のレシピを見てこういうことでしょう
「やっぱりこのデッキ組むのやめよう」
そう思わせたら穴たの勝ち。そう思わせずに第二のうんこを作りだす人を生み出せたなら穴たの負け。
これがカジュアルEDHの中でも最も業の深い「オナニーカジュアルEDH」の神髄です。
作る前にインターネットの海原で戦いは始まり、終わっている。
地元のお友達に品評会してもらうのは感想戦だと思いましょう。
5.
デッキをある程度まわしたら解体しましょう。
うんこはどんなに洗練してもうんこです。
貴方は楽しいかもしれないけど同じ卓の人は何もしない貴女の参加に辟易します。
だからある程度ネタバレして周囲に失笑なり反応を頂けたらもうそこで身を引くのが一番スマートなうんこEDHの楽しみ方です。
私のオールプレインズウォーカー(うねりで全PWを出してみんなのサイコロを提出させてPWたちの忠誠値を載せ続けることで対戦相手たちの心を折って勝利するデッキ)も一ヶ月でスリーブを抜く作業をみんなに手伝ってもらいました。
後日そのスリーブに入れたのはイマーラタンドリスです。
前振り終了
さて、イマーラタンドリスという超有名ジェネラルをご存じでない?
Emmara Tandris / イマーラ・タンドリス (5)(緑)(白)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) シャーマン(Shaman)
あなたがコントロールするクリーチャー・トークンに与えられるすべてのダメージを軽減する。
5/7
世間ではゴリラエルフやらジェイスのスケとか言われてますが、まぁ一言で言うとジャスミン・ボリアルの妹さんです。
緑と白がどことなく目に優しい。スタンをしているプレイヤーが一番嫌いな色を言わせたら確実にこの色がワンツーフィニッシュですが、EDHにおいてはマイナーな組み合わせ。
▼トークンデッキにする
まぁまず一番先に考えること。
問題が一つあって、「ダメージ軽減」というテキストがクッソ弱い。破壊不能でよくね?って何度も思った。
てのも、僕は最初このゴリウーマンちゃんのテキストを破壊不能付与だと思い込んでて「あ、これ完全な反射でシコシコしてみる価値あるんじゃね?」とインベイジョンの糞レアトークで盛り上がる鹿児島の皆さんにお披露目して失笑を招き、その後自宅に戻ってさてイマーラをストレージからだしたところで勘違いに気付き、先に探し出した完全な反射をそのままダンボールの中に戻したわけです。
(しげのふのおうちは三つの市民階級があって「高額なトレード用ストレージ・ファイル」「そこそこ使う価値のある比較的安価なカードのストレージ」「エリエールのカートンダンボールを再利用した通称「駿○屋の糞詰め合わせセットのような中身のカードを入れるための箱」があって、完全な反射のお住まいはエリエールです)
さて、トークンは基本的に横並びで出すものです。
ということはダメージ軽減は別にいらないんですね。フルアタックで相手のライフを一気に詰めるぐらいの気持ちでぶっこみますから。つまりイマーラを出すタイミングがない。却下。
▼武闘派
単純に緑や白がお得意の強化スペルでワンパンマンデッキにするのもいいかと思ったが、それだとドロモカや暁まといのクロンドに劣るんですよね。
まぁゴリラエルフを本当にゴリラにしていくというコンセプトは何物にも代えがたいんですが。
とりあえずこれは保留。
やはりトークンは不可欠だ。
だけどトークンだけで勝つのはダメだ。
どうにかしてこれを正当化させる何かがいる、何かが・・・。
▼花粉光の羽
諦めかけたとき、やがて運命の一品に私は出会った。
Pollenbright Wings / 花粉光の羽 (4)(緑)(白)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは飛行を持つ。
エンチャントされているクリーチャーがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、同じ数の緑の1/1の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを戦場に出す。
回避能力、トークン生成・・・最強か。
イマーラを出す理由としては素晴らしい正当化だ。
イマーラが空から殴ると苗木が5個出てくる。
よくアニメか何かで「ある女のキャラクターが歩くと、その周囲の植物が急速に育つ」みたいな演出が可能である。おいマジックってこんなに自由なのかよ。勝った・・・!
彼女が殴り、育った植物が相手のアタックを阻害し、次の戦闘で牙を剥く。
攻防一体、天地魔闘の構え。ここに生まれたり!
こうして私のイマーラデッキ「もののけ姫」は生まれようとしていた・・・(後篇に続く)
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