【モダン】アミュレットブルーム説明書【備忘録】(前篇)
2015年6月24日コメント (2)前篇は初歩的な内容が多いです
あくまでアミュレットブルームの詳細について備忘録も兼ねていますのでご了承ください
アミュレットブルームのレシピは大体50枚ぐらいは固定だと思う
残り10枚もユーティリティーカードの差とそれに合わせたマナ基盤の見直し程度で、基本的に大きな変化はないと思う(詳しくは後篇で)
後篇は自分のデッキレシピと不採用になったカードも含めた使用感を書こうかと思います
アドバイスや指摘等あればコメントまで
あくまでアミュレットブルームの詳細について備忘録も兼ねていますのでご了承ください
dig.cardでアミュレットブルームの記事があるので、初心者はまずここを読んでください
https://dig.cards/archetypes/modern/bloom_titan
アミュレットブルームのレシピは大体50枚ぐらいは固定だと思う
残り10枚もユーティリティーカードの差とそれに合わせたマナ基盤の見直し程度で、基本的に大きな変化はないと思う(詳しくは後篇で)
<覚えておきたい初歩寄りの知識>
1.変成はソーサリータイミング(戦闘時に変成はできない)
2.精力の護符の効果は重複する(2枚出ているときにバウンスLがあれば4マナ出せる)
3.集団意識で相手を契約死させる場合、自分のターンに契約を使用するのが原則。相手のターンに使うと支払いは先に自分からになる。青契約の場合は元スペル(A)(非インスタント・ソーサリー)に対して青契約(B)を使用、相手のコピー青契約(B`)はAとBどちらを対象にしても青契約(B)は打ち消されるので自分が契約を払う必要はない。
4.梓を出したら極力誘発型能力を「持たない」土地からプレイしたほうがよい(精力の護符・CIPランド等でスタックに乗ったタイミングで優先権が相手に渡り除去を打たれて後続の土地展開を封じられる)
5.タイタンで目的の土地+ヴェズーヴァをサーチしても、ヴェズーヴァは目的の土地にコピーした状態で場に出ることはできない
<早期決着プラン>
・2ターン目のタイタンor集団意識ルート
1ターン目 土地さえ置ければ何でもいい
2ターン目 護符セット→バウンスL(対象同一)→花盛りの夏→タイタンor集団意識
護符セットは2ターン目でも問題ない。そのため1ターン目に血清の幻視(古きものの活性)で揃っていないパーツを探しに行く猶予がある
2ターン目までに揃っていたい手札は
非バウンスL、緑絡みバウンスL、花盛りの夏、護符、タイタンor集団意識
の5枚。2ターン目までの8~9枚の手札と、前述のドロー操作による要素を加えることで2ターン成立率は多少水増しされる。
ただし早い段階で緑契約からタイタンを探してくる場合、タイタンや花盛りの夏を打ち消されると次ターン契約死が見えるので注意が必要。
<中盤以降のプラン>
基本的にビッグマナデッキとして立ち回り、プレッシャーを与えていく
青絡みのテンポデッキに負けないためには魂の洞窟がキーカードとなりやすい
純粋にタイタンが大きいのでサイズで圧倒し、相手に対処を迫らせて、次なる脅威を出して相手をジリ貧にさせるのが狙いになる
一撃射程圏内になれば隙を見て処刑者の要塞とサンホームを使う
速いデッキ相手には初手が弱いと負けに近いが、光輝の泉などで首の皮一枚繋がった状態で勝負を決めに行くことになるだろう
トロンは速度的に相性は悪くないが、最速カーンでゲームエンドレベルになる
血染めの月を入れているデッキに長期戦を挑むのは自殺行為
<タイタンルート>
状況に応じてタイタンがサーチすべきカードは決まっている。
ここでは護符が1枚出ているのを前提に考える。
1.アグレッシブルート
赤白バウンスL+処刑者の要塞 アタック 以下ルート派生
1.1 蓋
青絡みバウンスL+西部 西部バウンス 西部変成から青契約で盤面を固定化させる
変成のために青が2つ必要だが、戦闘中の場合西部本人の青マナを利用できないので、何かしら青マナが出る土地を別途1枚用意する必要がある
1.2 後続
青絡みバウンスL+西部 西部バウンス 西部変成から緑契約で後続・猛追の弾補充を図る
1.3 凌ぎ
光輝の泉 カルニの庭 ヴェズーヴァ バウンスL 幽霊街の組み合わせを選ぶ
トランプルのない地上クリーチャーならカルニの庭
光輝の泉をバウンスLやヴェズーヴァで水増しさせるのもよくやるルートだが、ヴェズーヴァは同時に探してきた土地のコピーにはなれないので注意が必要
ミシュランには幽霊街もいい手
青絡みバウンスL+西部 西部バウンス 西部変成から黒契約or仕組まれた爆薬ルートもある
1.4 緑契約からのアグレッシブルート
契約死回避の2緑緑の確保が必要なので緑バウンスLやカルニの庭、宝石鉱山等を探してくる
1.5 圧殺
サンホーム + α
もう一つの相方はたいていの場合ヴェズーヴァ(赤白バウンスL)であり、理由は赤白バウンスLはデッキ内に1枚が基本スタイルなため
サンホームによる圧殺を成功させるにはアタック時点で余剰マナが赤白含む2~4マナが必要。もしくは護符が2枚あればよい
成功すれば16点か20点に到達する
20点を出すには護符2枚からタイタンCIPで処刑者の要塞を2度起動しパワーを10からサンホームルートとなる
衝撃的な即死ルートだが、実際にこれほど噛み合うケースは少ない
16点与えることができればフェッチやショックランドの関係でほぼ勝ちに近いけれども
1.6 カルニの庭ビート
0/1トークンと侮るなかれ。このデッキには処刑者の要塞があるので、場面によってはフィニッシャーになる
互いの消耗戦の末、攻め手を失ったと思わせといて実はこのトークンで殴り勝つというジリ貧ながら奥の手があることは覚えておきたい
何よりバウンスLがあれば何度もでもトークンを生産できるという点はバカに出来ない利点である
2.ディフェンシブルート
2.1 除去などの妨害が想定される
頻繁に生じる場面としては相手が露骨なほど白マナを立ててPtEを準備していることが想定される
双子であればアタック前にタイタンタップや稲妻2発(4マナあれば瞬唱と稲妻が手札にあれば実現可能な方法)などが定番の対処手段
最近はジャンドなどの終止や喉首狙いもよく見かける
後続が手札にない場合、CIPから処刑者ルートを選ぶと攻め手を失い負ける場面が想定される
基本は攻めていくべきだが、もし捲られたら負けという状況であれば1.2の後続の弾を準備するか、1.3の凌ぎのようなサーチで一度お茶を濁すことになる
後続のために魂の洞窟を用意しに行ってもいいが、あくまで状況次第である
2.2 大爆発や幽霊街、地盤の際が相手の場にある
スタックに乗った段階(大抵の場合は護符の誘発時能力)に合わせて土地を潰される
何かしらを潰されることを前提にしてリスクを分散させる場合、特殊地形対策に引っかからない森などをサーチしてもいい
ヴェズーヴァで目的の土地を水増ししてもいいのだが、何度も言っているように同時サーチした土地にはコピーできない
早い段階で土地破壊カード使いきってほしいなら処刑者の要塞と赤白バウンスLを探してあえて割らせる手もあるが、1枚差しのランドを割られるのはさすがにきつい
素直にバウンスL2枚でマナを伸ばす、西部を2枚探して生き残った1枚をバウンスLで回収して次の手を打つ、などが挙げられる
正直しんどい状況である
2.3 返しに死ぬことが想定される場面
基本的に劣勢の場合でもアグレッシブに攻めるのが正解に近い
処刑者の要塞で速攻を与え、警戒なのでブロックにタイタンを回せ、その後凌げるカードを探してこれるからである
処刑者の要塞+バウンスLを経由すればマナがその分伸びるし、場に出ている西部やカルニの庭を再利用できるメリットもある
基本的に西部から黒契約や青契約でいいのだが、凌いだ後に契約支払の関係で後続の展開が1ターン遅れるのが致命傷になる場合がたびたびみられる
いくら土地サーチで万能に対処手段を探してこれるとはいえ、妨害手段に乏しいこのデッキはたいていの場合成すすべもなく負けることがほとんど。諦めも大事
<集団意識>
青契約で始末する場合は自分で何か呪文を唱えて、相手のコピーを打ち消す形になる
(とはいえこの青契約をコピー青契約で消されるだろうが……)
最近緑のデッキが多いので決まりにくいと感じる場面もあるが、設置→緑契約で優先権を渡せずに相手の死を確定させることができるのでやはり強い
後篇は自分のデッキレシピと不採用になったカードも含めた使用感を書こうかと思います
アドバイスや指摘等あればコメントまで
コメント
相手のターンでも青契約であれば契約死可能(もちろん相手が契約コスト支払えない前提ですが)です。
青契約のコピーの対象が①元の青契約でも②相手自身のスペルでも
結果的に元の青契約は打ち消されるため、こちらの次ターンのコスト支払は生じません。
自分が契約死する可能性は基本的にないと考えてよさそうです
修正しておきたいと思います
ありがとうございます