ギミックの多いデッキに憧れる(挨拶)

今回は白単奇跡&交易所コンデッキというニッチなデッキで参戦しました。
交易所コンも奇跡コンも遅いスタートのデッキですし、交易所のドロー効果はインスタントタイミングで使用可能なんで結構イケるんじゃないかと思ってこの二つのハイブリッド型デッキにしました。
詳しいデッキ解説は次回の奇跡コン解説でしようかと。
……もう9月入って残り1ヶ月なんですけどねー……。
この日は12か14人ぐらいだったかな。

1回戦 投げ飛ばしデッキ(仮名) ○×○
な、なんていえばいいのかわからねえが……投げ飛ばしデッキだった……
1戦目:
相手の場に登場する得体の知れぬクリーチャー
その名は「貪欲なる悪魔」
高原の狩りの達人とか相手の場に出ているので何を狙いとしたクリーチャーなのか理解できず、とりあえず自分のしたいことをしようと決意する
とはいえ、この一戦は相手がトリマリだったこともあり天使奇跡で一気に20点のライフを削りきって終幕
2戦目:
何がどうなって負けたのかはっきり覚えていない試合
ライフの記録からするに14→4まで一気にライフが消えてるので、多分なにかすごいことがおきたんだとおもう(小学生並みの感想)
3戦目:
接戦。
相手の場に現れるダメージ倍加の呪いオーラと直接火力のしんどい展開であったが、交易所のライフ回復とヤギトークンが何とか耐えしのぼうと頑張る場面が続く。
背骨とファイ核でパーマネントを飛ばし始めた段階でようやくこちらに傾き始める。最後はワームとぐろのトークンで殴り勝ち。

2回戦 赤黒ゾンビ ○○
最近よくあたるゾンビ使いの人。マッチが分かった瞬間「天使奇跡がまた出るのか」と言われる。すいません、奇跡がないと成立しないデッキなんで許してくだされ。
1戦目:
残りライフ9まで削られるが、天使奇跡発動。
喉首狙いの連発で4個出した天使が2体まで減るものの、相手は飛行クリーチャーがいないので丁寧にライフを維持しながらクロック決めて終了。
2戦目:
一時はライフ3まで下がり絶体絶命の場面。しかしここから交易所でライフ回復モードに入り、何とかしのいでから天使トークンとギデオンで殴り勝つ。
フリープレイではやっぱり相手がぶん回って負ける。デッキ相性的には多分どっちもどっちじゃないかと思う。こっちは終末とかライフ回復多いけど、挙動が遅いんで相手ぶん周りだと絶対負けるし……。

3回戦 青黒白コン ×○×
1戦目:
よくマッチアップするので互いにコントロールデッキだろうという見当はついた上で試合に臨んでいる感じ。こっちは恐らく黒主体のグリクシスコンだと思い、相手は色はどうであれ奇跡コンっぽいデッキだと推察してるか。
自分はグリクシスカラーかと思いながら臨むが、実際には早々に黒白ランドが出てきてアレ?となる。こっちは胆液の水源を早々に出した時点で交易所コンだとすぐばれる。
交易所コンとわかれば相手のカウンター対象は恐らく交易所に集中してくるだろうと思い、自分もうかつにプレイできない。とりあえずリークケアできる7マナ域まで伸ばす作戦に出るが、ここで6マナでしばらく土地がとまる苦しい展開。
ギデオン、ワム子、背骨、カーンというマスカンレベルのカードが手札にあるので交易所を出す囮としてこれらを使うのもいいと思ったものの、背骨とカーンも7マナなのでプレイできず、なかなか上手くいかない展開。
仕方ないのでギデオン→ワム子と展開するがこれはカウンターで対処される。
ようやく土地が来たけど未開地。ここでタップインは弱い……。
そんなわけで7マナ溜まったものの、膠着した時間が長くなったせいで、相手も禁忌の錬金術と熟慮で手札の質と量を継続的に伸ばしている段階。盤面上の動きは少ないものの、カードアドバンテージ的にもあちらが数枚上手。
こうなると、こちらが狙うのは当初から頭にあるように交易所を無理やりにでも通して開いたアドバンテージを取り戻しに行くこと。1枚でも通ればあとはドローとワム子の再利用で物量攻めで勝算が見える展開。しかしそれは難しい展開。
天使トークンを出すことも考えたが、相手は禁忌の錬金術でゼニスを2枚墓地に送るという行為に出ており、暗に手札に追加のゼニスや喉首狙いなどを持っていることを物語らせる。何もできない。
相手の場に夜鷹が出る。地味なクロックが始まるが、自分はこれに対する回答がない。2体の夜鷹に殴られ続ける……。マグロ、ご期待ください。
2戦目:
相手マリガンからスタート。
こちら交易所がすんなり通り、色々やってるうちにあっちから次ゲームを言われる。
3戦目:
交易所が通ったものの、相手もヴェールのリリアナを通してくる展開。相手の場にはクロックを稼げるクリーチャーが数体。
こちらは交易所のライフ回復とヤギトークンで凌ぐ展開。ライフが6→1になれば、ライフ回復で再び6に戻す。(タリスマンがあるので5点回復)
しかしリリアナがいるので手札の持ち越しは困難。小プラスをされ続け、奥義された時点で負け確定。
こちらは手札を4点のライフに変換し続けて回答を探す。
リリアナの忠誠値が6まであがっている、ある意味ラストターン。そこで忘却の輪を引いてリリアナを対処。これでまだ可能性は出てきた。
が、その後並べたトークンに血統の切断を打たれ、ガラ空きの場になり決着。

今回ヤギトークンをどんでん返しで相手のクリーチャーと入れ替えて絶望させるというシークレットテク(?)を搭載したのですが、サイドインした記憶がございません。
いやトランプルとか飛行とかのクリーチャーではヤギトークン弱いんで、緑デッキ相手なら絶対最高だろ!と思ったんですけどね。ハハハ……。

デッキを回してみた感想としては、交易所コンと奇跡コンは割と噛み合ってる。ただ、早いデッキに対しての回答が薄く、長期化したときに攻めの方向性があって面白い。
ただこれまで使ってきた奇跡コンのレシピは例外なくマナを伸ばすことに強みがあった。思案や熟慮で土地を持ってきたり、ランパンで伸ばしたりとか。
このデッキにもマイコシンスの水源や胆液の水源などで土地を引っ張ってこれるようにはなってるけど、3回戦のように土地が思うように伸びない場面も目立った。今回の土地は25枚だったので、土地をもう少し増やしていいのかもしれない。ほぼ白単といっていいデッキだったので、26枚目以降の土地は無色ランドでもいいし、埋没した廃墟みたいな他のリソースに変わる土地なんかがいいかもしれないね。

まぁ欠点としては交易所に依存してる部分が大きい点。奇跡コンの部分は交易所のドローを前提として成立しているので、このデッキの中核はやっぱり奇跡ではなく交易所。石のような静寂への回答としてリングが強いけど、単純に遺恨連発されるだけできつい。交易所はライフ回復という時間稼ぎも兼ねるし、ワム子回収というフィニッシャーとしての要素も兼ねる。第二の勝ち手段として背骨をファイ核or交易所による再利用という方法もあるので、交易所を潰されると、できの悪い奇跡コンに成り下がる。
あとはサリア1体で多分崩壊するデッキでもある。もう幻影の像もいないので、サイドから四肢切断だけでフォローするようにしてるだけ。こうしてみると利点より欠点のほうが気になる。
決して相性が悪い組み合わせではないと思うんです。交易所のドローはインスタントタイミングの中でも1マナだけで起動できるので、これは熟慮と比較すると圧倒的に強い。天使トークンを呼び出せる数が最大で2体は違ってくる。おまけに熟慮と違い交易所のドローは恒久的で、一度始まると奇跡を積極的に狙いやすいようになっている。
思案が使えないので詰め込めないという弱みもあるけど、そこは交易所が出てしまえばあまり気にならない。問題は出すまでの土地の不安定性。そしてクリーチャーへの対処の薄さ。機を見た援軍をメインから入れてたけど回答として十分だったとはとても思えませんでした。

結局、交易所コンに奇跡を組み込んでもオーバーキルっぽい感じも否めないんですよね。
交易所が黒主体で好まれる理由は除去が強いので交易所を出すまでの序盤を凌げるからだと思ってます。序盤はクリーチャー除去と手札破壊。そこから交易所を通してボードコントロールの流れはアーティファクトを割れない全てのデッキに対してある程度強い。
ワム子を使いまわしたりすれば勝ち手段は十分で、奇跡を使うまでもなく勝ちはそれで狙えちゃう。

というわけで、奇跡コンとしては失敗作だと思いました。交易所コンとしてはそこそこ面白かったけど、奇跡コンではないなこれは……。成績は2-1で今回は割といい感じでしたが解体決定。
色を足したりしてもう少しイジる要素はあると思うけど、残り一カ月なんで吟味するよりは次のチャレンジに移ってみたいです。

EDHは5個もデッキ持って行きましたが、さすがに5個持ってっても満足に回す時間がないのでやっぱり減らそうかと思う。
今回初めて投入したスラーンはなかなかいいデッキだった。ぶん周りと楽しい。しばらく続けようと思う。
孫権は解体かな。6マナジェネラルは青単には隙が多すぎて辛い。もう少し軽い子がほしいし、時間のねじれとか伸長とか追加ターン系のカードが1枚もないのがダメだった。持ってないんですよね。三国志のカードはそこそこあるけど荊州占拠も持ってない。昔欲しいと思ったカードだったんで、あれから手に入れてないはずだから、家にも1枚もない。青を頑張るならそのうち手に入れないといけないのかもしれないが、ちょっと高いから難しいな。時間のねじれはまだ手に届く範囲だからいずれ手に入れたい。
ミケウスは墓地対策で完全南無るので違う勝ち筋を用意したい。ミケウスをジェネラルにするより、別の子をジェネラルにしてミケウスはコンボパーツとして使うほうが強いという意見もあった。その通りだと思う。ミケウスを使う人が自分含めて3人ぐらいいるので、そろそろ別のジェネラルに変えたほうがいいのかもしれない。
カバはやっぱりエンチャントレス型でよかった。この形が一番しっくりくる。カバは飾りみたいなもんだけど、手札に戻して手札の水増しに使うという一応このジェネラル特有の使い方も悪くないみたい。調律マジ最高だわ。
ジョーはコンボパーツが多すぎるので横に並べる生物が薄いのが気になった。並べて倒すというコンセプトからあまり離れないようにデッキをもう一度練り直そうと思う。これも指摘されたことだったなぁ。

今回はこんな感じでした。

コメント

たべけん
2012年9月4日18:56

EDHは青単ターランドオススメ。
黒はスキジリクスとか

しげのふ
2012年9月5日20:50

ターランドはそのうちしたいですね
スキジリクス統率者案は昔考えたことがあって、そのときの仮想レシピでは死の溜まる池死蔵や法務官の手、頭蓋骨絞め、頭蓋囲いなどが足りない感じ
多分無限抜いて毒殺に尖らせたほうが強いデッキになりますね、これ(笑)

たべけん
2012年9月6日4:47

土曜ギデオン使いたいんでお願いしまする

しげのふ
2012年9月6日19:26

オッス!
ギデオン兄貴オッスオッス!

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